JR西日本は、2018年6月16日~17日の2日、京都鉄道博物館で「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行開始1周年を記念し一部車両の特別展示を実施しました。日本におけるクルージングトレインの先駆けとも言える「トワイライトエクスプレス」と、その流れを組む「瑞風」の新旧2つの車両を並べて展示する企画は「瑞風が現役の間は、もうないかもしれない」との事です。(館内アテンダント談)
京都鉄道博物館に展示されたTWILIGHT EXPRESS 瑞風の様子です!こうやって瑞風を間近でじっくり見るのは初めてだったので感動しました。
あらためて瑞風の先頭車両を見ると、アール・デコ調をベースにしたノスタルジックな雰囲気が独特の世界観を持ってました。レトロフューチャーなデザインは南海ラピートに通じる所があります。この手のデザインは年月がたっても古臭くなる事がありません。
側面の様子です。車両の塗装が高級外車もビックリの質感の高さで、こちらも驚きです。車体を引き締めるゴールドのラインは塗装ではなく立体的な装飾でこれまたビックリ。
車両の連結面の様子です。ここは運行中はまず見ることが出来ない場所なので、貴重な1枚となりました。高品質な塗装は連結面も同様で手抜きは一切ありません。
新旧トワイライトエクスプレスの列びです。
MIZUKAZEの文字をアップで。鏡の様に周囲を映し出す車両はまるで宝石の様です。大げさではありません。
瑞風のロゴマークとサボです。大阪・京都←→下関の行き先表示が固定なのが凄い・・・。
こちらは先代のトワイライトエクスプレスです。長年憧れていましたが、乗車する事なく運行が終了してしましました。現在の瑞風があまりに高額で手の届かないラインに行ってしまったので、手を伸ばせば届く贅沢列車だった先代が懐かしいです。
さらに!鉄道博物館の建屋の外にも瑞風の編成が留置されているではありませんか!
この列びは・・。TWILIGHT EXPRESS 瑞風、嵯峨野観光鉄道DE10形ディーゼル機関車、オハ46形客車13号車 軽量形三等車が並ぶ、有り得ない光景が拝めました。
屋外に展示?されていた瑞風の先頭車両の様子です。
うーん、やっぱりカッコイ。そして乗って見たい・・・!
瑞風の1,2号車の列びです。連結面むき出しの姿は、この先、激レア写真になるかもしれません。
さらに、先代トワイライトエクスプレスと瑞風の列びが屋外でも実現。新旧の色味の違いが良く解りました。
京都鉄道博物館で特別展示された「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。参考までに瑞風の乗車料金は、おとな1人あたり270,000円(1泊2日ロイヤルツイン2名利用)~1,250,000円(2泊3日ザ・スイート2名利用)となっています。夫婦で乗車すると、だいたい一泊二日で60万円弱〜ですね。それでも定員が少ない為、予約は抽選で当選しないと出来ません。瑞風は相当高いハードルのクルージングトレインですが、いつかは乗ってみたいですね・・・!こうやって間近で車両を見ると瑞風への憧れがさらに強くなりました。
乗車料金が・・・27万〜125万(´⊙ω⊙`)⁉︎‼︎ もう私らとは別世界に住む人々の乗りものですね…『天上人』御用達列車という感じです。
だけど、やはり富裕層の方々ならそれだけの料金を払っても価値があると思わせる、まったく隙がない完成度の高さは素晴らしいものだなあと思いました。しかも新旧の並びはおそらく今回が最初で最後でしょうから、見学するだけでも十分値打ちがあったことでしょう(´-`).。oO
行こうか迷いましたが鉄分取られて貧血になりそうなのでやめました。少し前になりますが、JR、設計者による建築、土木目線での講義がありました。搬入、導線、演出方法などの講義でした。