プレミストタワー総曲輪は、富山市総曲輪三丁目にあった富山西武跡地の再開発事業です。富山西武は2006年に閉店し跡地の活用が課題となっていましたが、地権者らでつくる「総曲輪三丁目地区市街地再開発組合」が分譲マンションを中心とする地上23階建て、高さ約85mの複合ビルを建設する事になりました。再開発ビルのフロア構成は、5~23階が分譲マンション「プレミストタワー総曲輪」で、総戸数は206戸、2019年6月から入居が始まる予定です。1~4階は商業エリアで、1階はフード&キッチンゾーン、2・3階はライフスタイルグッズゾーン、4階はヘルス&ビューティーゾーンといった構成になります。
【スペック】
名称:プレミストタワー総曲輪
計画名称:総曲輪三丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地:富山県富山市総曲輪三丁目4番26(地番)
階数:地上23階、搭屋2階、地下1階
高さ:80.38m(最高85.62m)
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
杭・基礎 :
主用途:住宅、店舗、事務所
総戸数:206戸
敷地面積:3,797.00㎡
建築面積:3,026.18㎡
延床面積:33,887.83㎡
建築主:総曲輪三丁目地区市街地再開発組合
設計者:日本設計・三四五建築研究所
施工者:フジタ・佐藤工業
着工:2016年03月
竣工:2019年4月下旬 (予定)
現地の様子です。古くからの繁華街である西町(総曲輪)のド真ん中に高さ85mの高層ビルが出現しました。
プレミストタワー総曲輪の延床面積は33,887.83㎡。富山市内ではかなりの大型ビルに分類されます。
低層部の様子です。1階フロアのコンセプトは「富山新文化創出拠点 TOYAMA BASE」。総曲輪の台所を目指し、富山の食文化を発信し、新しいマーケットをつくっていく方針です。
商業フロアの2〜3階はライフスタイルグッズゾーンで全国チェーンの勧誘を目指しているとの事ですが、ロフトや東急ハンズ、PLAZAあたりを想定していると思われます。
最後は西側から見たプレミストタワー総曲輪の様子です。立山仰ぐ特等席といえるタワーマンションは人気が出そうですね。