大阪メトロは2020年5月29日付けのニュースリリースで、Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画の『2020年度改訂版』を発表しました。同社は「交通を核にした生活まちづくり企業への変革」をめざして『大阪の更なる発展に貢献する活力インフラ』をイメージした成長戦略を推進しています。
【出展元】
→Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画(2020年度改訂版)
大阪メトロの取り組みは多岐に渡りますが『2020年度アップデート』を見ると、都市開発(既存資産の活用)の項目があり、駅出入口等の遊休資産の開発を推進するとの文言と共に具体的な案件名が上げられいます。その中から、上本町6丁目プロジェクトをご紹介したいと思います。この案件は、Osaka Metro初の外部(関電不動産開発株式会社)との共同開発事業となります。
既存資産の徹底活用
1 Metrosa朝潮橋 リノベ・賃貸マンション 2019年3月
2 Osaka Metro南森町ビル 新築・店舗兼事務所 2020年2月
3 Metrosa弁天町 新築・賃貸マンション 2020年2月
4 Metrosa南森町 新築・賃貸マンション 2020年3月
5 谷町六丁目3号出入口PJ リノベ・店舗 2020年4月
6 四天王寺前夕陽丘2号PJ リノベ・店舗 2020年12月(予定)
7 四天王寺前夕陽丘3号PJ リノベ・店舗 2021年1月(予定)
8 天神橋筋六丁目PJ 新築・商業施設 2021年2月(予定)
9 朝潮橋変電所PJ 新築・商業施設 2021年3月(予定)
10 幸町(南側)PJ 新築・事務所 2021年10月(予定)
11 幸町(北側)PJ 新築・賃貸マンション 2022年7月(予定)
1 Metrosa朝潮橋 リノベ・賃貸マンション 2019年3月
2 Osaka Metro南森町ビル 新築・店舗兼事務所 2020年2月
3 Metrosa弁天町 新築・賃貸マンション 2020年2月
4 Metrosa南森町 新築・賃貸マンション 2020年3月
5 谷町六丁目3号出入口PJ リノベ・店舗 2020年4月
6 四天王寺前夕陽丘2号PJ リノベ・店舗 2020年12月(予定)
7 四天王寺前夕陽丘3号PJ リノベ・店舗 2021年1月(予定)
8 天神橋筋六丁目PJ 新築・商業施設 2021年2月(予定)
9 朝潮橋変電所PJ 新築・商業施設 2021年3月(予定)
10 幸町(南側)PJ 新築・事務所 2021年10月(予定)
11 幸町(北側)PJ 新築・賃貸マンション 2022年7月(予定)
12 上本町6丁目PJ 新築・定借分譲マンションなど 2023年(予定)
※Osaka Metro初の外部(関電不動産開発株式会社)との共同開発事業
※Osaka Metro初の外部(関電不動産開発株式会社)との共同開発事業
計画地はこちらです。先にご紹介した天神橋筋六丁目プロジェクトと同じく、少し前に重機が入り解体工事が行われていたので「ホテルが出来るのかな?」と思い事前に取材していました。既に撤去されていますが、以前に掲示されていた保険関係成立票に記載されたいた発注者が大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)となっていたので、おそらくここで間違い無いと思います。
現地の様子です。千日前通り沿い、近鉄上本町駅北側の立地です。
内部の様子です。以前はコインパーキングとして利用されいた場所です。シェラトン都ホテル大阪、アーバンヒル上町、ピッツァタワー上本町の高層ビル3棟に囲まれた難しい条件ですが、上本町ブランドと駅の目の前という立地の良さで押し切れそうな気がします。
上本町6丁目プロジェクトの内容は不明ですが、コラボ先が関電不動産開発である事、計画地が住宅地として人気のある上本町である事、敷地面積が1500㎡程度(面積計測アプリで測定した推測値)である事などから、小規模なタワーマンションが建設されるのではないでしょうか?
最後は近鉄上本町駅(シェラトン都ホテル大阪)と計画地(写真右)の様子です。上本町6丁目プロジェクトは天神橋筋六丁目プロジェクトと同じく、大阪メトロが都市開発事業のノウハウを得る為の試金石となる重要な計画となります。近いうちに事業者からの発表があるかもしれませんね。
市バスの操車場があったところですな。ストリートビューで2009年のにするとその当時のが見れます。