大阪市交通局が御堂筋線の梅田、なんば、天王寺の3駅で「駅ナカ」事業を展開!

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【画像引用元】→大阪市HP > 各局・各区 > 交通局、以下同じ




大阪市交通局は、市営地下鉄御堂筋線の主要駅である「梅田」「なんば」「天王寺」の駅構内で本格的な駅ナカ事業に進出すると発表しました。エキナカ店舗の誘致やショッピングモールの運営管理は、市のコンペで決定した南海商事(大阪市)と東急不動産(東京都)の共同事業体が行います。今後、御堂筋線の梅田、なんば、天王寺各駅の大規模改修工事に合わせ工事が行われ、2013年4月から14年4月にかけて順次オープンする予定です。総事業費は約53億円。

※今回の情報は読者のminikaさんから頂きました、ありがとうございました!












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御堂筋線 梅田駅
街のイメージ <大阪のフロントエントランス>
-買物から観光・ビジネスまで多彩な顔を持つキタの顔-
延べ面積:473m2
開店予定:平成26年4月

梅田駅での展開箇所は、南改札と中央改札を結ぶ連絡通路、中南連絡通路沿いです。梅田エリアでも最高レベルの人波が押し寄せるエリアに立地する為、かなりの収益が見込めそうな立地だと思います。














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御堂筋線 なんば駅
街のイメージ<大阪文化の交差点>
-関西が誇る芸能・文化が集まる庶民の街、ミナミの顔-
延べ面積:953m2
開店予定:平成2510 ※一部区画を除く










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なんば駅の展開箇所は、高島屋寄りの南北改札付近と、なんばウォーク側の北東、北西改札付近の2カ所で展開されます。











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御堂筋線 天王寺駅
街のイメージ <変貌しつづける大阪サウスゲート>
-開発により街に広がり・奥行きが加わる阪南エリアのゲートウェイ-
延べ面積:627m2
開店予定:平成25年4月












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天王寺駅での展開箇所は、阿倍野キューズモール側の西改札付近と反対側の東改札付近の2カ所で展開されます。特に西改札側の区画は収益性が高そうです。






ついに本格的な駅ナカ事業に乗り出した大阪市交通局。今回発表された梅田、なんば、天王寺各駅の展開箇所はいづれももの凄い集客力がある場所なので、テナントを募集すれば入居希望が殺到すると思います。

大阪市営地下鉄は、平成22年度の決算で全国の公営地下鉄としては初めて累積債務を解消し、約186億円の剰余金を計上するなど、公営地下鉄としてはかなり優秀な経営を行っています。今回の駅ナカ事業は大阪市営地下鉄の収益性をさらに高める事になりそうです。今後は、この莫大な収益を元に老朽化が進んでいる各駅のリニューアルやバリアフリー化、ホームドアーの設置、老朽車両の更新等のサービスレベル向上を図って欲しいですね。