2011年5月にノースゲートビルディング、サウスゲートビルディングがグランドオープンし、本格的に稼働を始めた大阪ステーションシティですが、駅構内ではその後も「玉突き方式」で店舗施設の移設、新設が続いています。

ブックスタジオ大阪 。御堂筋北口に新しくオープンした、JR西日本デイリーサービスネットが運営する書店です。店舗コンセプトは、ラグジュアリー感溢れる店内で、「旬」の本を豊富に取り扱う駅ナカ書店。駅ナカ立地に合わせて、新刊書籍・話題書籍、雑誌を中心とした品揃えとなっており、通勤通学客のニーズを取り込んでいます。営業時間は7時30分~23時。
ルクアの南側、中央コンコースと御堂筋コンコースを結ぶ通路にも新しいショップが2店舗オープンしていました。ここの通路も昔はコインロッカーが並ぶ、薄暗い通路でしたが見違える様に明るくキレイになりました。
◯ハート・イン大阪 (写真右手前)JR西日本デイリーサービスネットが運営する駅ナカコンビニ 。営業時間 は午7時~23時。
◯デリカフェ大阪North (写真左奥)JR西日本フードサービスネットが運営するセルフサービスのデザートカフェ 。彩り豊かなオリジナルデザート(プチケーキ、パフェ) 、手軽に食べられる焼き立てベーカリー商品(チェルキーリング、ペストリー) 、手頃な価格で楽しめる名店スイーツ 、おすすめ紅茶や種類豊富なドリンク を楽しめるセルフサービスのデザートカフェです。営業時間は10時30分~22時30分。
こちらは、中央改札口付近の様子です。電車の発車時刻を表示する発車標が、従来の3色LEDタイプからフルカラーの高解像度タイプに更新されていました!自動改札機も更新時期に差し掛かっている為、近いうちに新型に置き換えられるのではないでしょうか。
引き続き駅構内、周辺の整備が進む大阪駅。1月3日の毎日jpの報道によると、GARE(ギャレ)跡地に、スーパーやコンビニ店、弁当売り場など旅行・通勤客らが日用品を手軽に買える「駅ナカスーパー」をオープンさせるそうです。これに伴い、駅南口の、飲食店などがある仮設店舗「フロートコート」、旅行代理店などがある仮設店舗「トラベルコート」は撤去されます。

JR西日本は12年度にも、JR大阪駅構内の1階に約4500平方メートルと西日本最大級の「駅ナカ」施設をオープンする方針を明らかにした。 スーパーやコンビニ店、弁当売り場など旅行・通勤客らが日用品を手軽に買える「駅ナカスーパー」を想定しており、百貨店と専門店街で構成する「大阪ステー ションシティ」を補完する計画。日用品から高級品まで網羅する商業拠点としての大阪駅を完成させ、収益の安定を図る。
11年3月に閉店した後、空いていた桜橋口(西口)の商業施設「ギャレ」跡地につくる。スーパーやコンビニを中核とした小売店を設けるほか、弁当 や総菜、土産物、旅行代理店などを集約する。駅構内にある立地を生かし、外国人を含む観光客や通勤・通学客の利便性を高め、ワンストップで買い物できるよ うにする。JR西の駅ナカとしては、宝塚駅(約830平方メートル)や、新大阪駅(約440平方メートル)などを大きく上回る最大級の規模となる。
JR各社の駅ナカビジネスとしては、JR東日本が07年、立川駅(東京都立川市)に全国最大級の1万1500平方メートルに98店舗を集めた「エキュート立川店」を開業させて集客に成功しており、JR西も追随する。
開発に伴い、駅南口の旅行代理店などがある仮設店舗「トラベルコート」、飲食店などがある仮設店舗「フロートコート」は撤去する。跡地をタクシー乗り場などに整備し、駅南の玄関口としての機能を高める。
最後は完全な妄想なので軽く流して欲しいですが、僕は将来フロートコート又はトラベルコートの跡地に超高層ビルが建つのでは?と勝手に思っています。特にトラベルコートは、高速バスターミナルがノースゲートビルディング1階に移転済みなので、特に再開発しやすそうな気がします。トラベルコート跡に超高層オフィスビル、フロートコート跡は人工地盤を整備し大規模な公開緑地、という感じになるかもしれません。
また、収益性の面から考えると、御堂筋線梅田駅に近いフロートコート跡地はまさに「金の卵」で、こちらに超高層オフィスビルを建設するのもアリあと思います。タクシープール上に人工地盤を構築し、1階にピロティ形式のタクシープールを整備、その上150m級の超高層ビルを1棟建設、人工地盤上は公開緑地を設置し広場を設ける、という感じになれば最高ですね。






