フェデックスが関西国際空港に開設した北太平洋ハブ施設が稼働開始!

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【出展元】→フェデックス、北太平洋地区ハブを関西国際空港に開設(PDF)



世界最大級の物流会社であるフェデックスは、2014年4月1日、同社の北太平洋地区のハブと位置づける物流拠点を関西国際空港に開設し稼働を開始しました。フェデックスの北太平洋地区ハブの規模は3万9500㎡の規模で、オフィスと上屋が直結しており、通関業務、ランプオペレーション、貨物の仕分けや積み替え業務が行われています。









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現地の様子です。フェデックスの北太平洋ハブ施設は、
関西空港2期空港島の南誘導路の南側、LCC専用の第2ターミナルビル(T2)の誘導路を挟んだ対面に位置しています。フェデックスの北太平洋ハブは、7機分の駐機場と約9000個の貨物の仕分けが可能な設備を備え、アジアから集約した貨物を米国向けに発送するための拠点となり、アジアと米国間、アジアと欧州間のアクセス性が改善されました。フライトルートは米国向け直行便として、インディアナ州インディアナポリス便を新たに追加した。また、欧州へもフランス・パリ(成田経由)への定期便がくわわりました。









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現地でフェデックスのロゴが入った機体が並んでいる姿を見ると「おお−!北太平洋ハブが、ついに稼働を始めたんだ!」という気になってきました。写真は向かって左側に駐機していた機体です。これはボーイング757?それとも777Fでしょうか・・・。











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こちらは、最近の日本国内の旅客便ではあまり見かけない、3発のエンジンを積んた機体です。マクドネル・ダグラスMD-11Fでしょうか・・。撮影ポイントから機体までは誘導路を挟んで相当の距離がある為、よく解りませんでした。











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フェデックスは北東アジアのハブの候補を24時間離着陸できる関西空港と韓国・仁川空港に絞って選定作業を進めていましたが、北米との距離などの理由から仁川空港が落選、地元財界や国の後押しもあり、関西空港が選定されました。
関西国際空港に発着するフェデックスの貨物便は2013年1月時点で週36便程度でしたが、国際貨物拠点が操業開始する14年以降は週70~80便まで増加する見込みで、国際貨物取扱量が70万トン/年程度で伸び悩んでいる関西空港にとっては大きな追い風になる事は間違いなさそうです。 
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最後は、これからの関西国際空港の主役となるであろう、フェデックスとピーチの機体です。最新の関西国際空港を象徴する1枚です。




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