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神戸空港サブターミナル整備基本計画(改定案)公表!既存ターミナルに近い、管制塔などの北側敷地に変更、施設規模を1.87万㎡に拡大



神戸市は、2024年1月9日に「神戸空港サブターミナル整備基本計画(改定案)」を公表しました!

計画地をより既存ターミナルに近い管制塔などの北側敷地に変更し、施設規模を当初の延べ床面積:約17,000万㎡から約18,700㎡に拡大。既存ターミナルとは連絡バスで移動しますが、将来的にはデッキで接続。サブターミナルはボーディング・ブリッジを設けず、航空機までバスで移動します。サブターミナルは当初計画よりも、既存ターミナルに近い場所に設置される為、利便性は改善されたと言えそうですね。

【出典元】
神戸市>「神戸空港サブターミナル整備基本計画(改定)【案】」について意見を募集します

神戸空港新ターミナル概要発表!「神戸空港サブターミナル(仮称)整備事業」竹中工務店ら4社JVが落札、2025年3月末供用開始、総事業費約90億円





サブターミナルのロビーには、搭乗手続きのスムーズ化、送迎者の待機場所の確保、総合案内機能、両替所などのサービス機能を配置、山・海を望む賑わい施設を配置。

国内線エリアは、搭乗者のスムーズな保安検査、搭乗待合室、商業施設、手荷物受取所などを配置。

国際線エリアは、スムーズな出国審査、入国審査を行うことができる施設を配置。必要となる出国・入国審査のためのCIQ事務所、運航する各航空会社の事務所、建物に必要な機械室等を配置します。今後は2023~2024年度に事業者選定・契約を進め、設計施工一括発注方式で建設、2025年の供用開始を目指しています。

 



概算事業費は、エプロン拡張費用等を当初よりも43億円減らし約100億円に、サブターミナルの建設費を90億円から約150億円に増額。付帯工事費を見直し50億円から約33億円に圧縮。総額では当初計画と同じ約283億円を見込んでいます。

 

 



神戸空港は、2022年に開催された関西3空港懇談会において、2025年大阪関西万博を視野に入れ、1日あたりの発着回数を80回から120回に拡大させ、2025年から国際チャーター便を運用するほか、2030年を目途に国際定期便の就航を予定しています。今後の国際化と国内線の増便に対応するため、サブターミナル整備が行われます。

今回建設されるサブターミナルは、現ターミナルビルを運用しながら増改築を行う為の暫定的な施設となります。サブターミナルを本格的なターミナルビルにするには、南側にある管制塔などの施設の移転が必要となります。サブターミナルを無駄にしないためには、南側施設の移設後に、拡張余地をもたせた計画にする必要があります。

1 COMMENT

さんたん

前に大韓航空が乗入れに興味みたいなのを聞いた記憶がありますが、今はどこも人材確保に苦労している現状。国際線ターミナルを造っても、人手がなくて乗入れられない、受け入れられないという事態になりそうな気がします。

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