北海道:新千歳など7空港 一括運営事業者に続々応募 – 毎日新聞 https://t.co/KlXC3cuUvs
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) August 17, 2018
国土交通省は2018年8月16日に、新千歳空港など北海道内7空港を2020年度から順次民営化し、7空港を一括運営する事業者の公募を締め切ったと発表しました。国などによると、企業連合4組が応募、このうち3組はフランス、シンガポールの空港運営会社3社の「外資系」との事です。北海道を訪れる外国人観光客の急増を背景に、4企業グループが運営権をめぐり競争する事になりました。新千歳空港の昨年度の旅客数は2271万人で、国際線の旅客数は329万人となっています。
応募した企業連合4組
1)北海道空港、三菱地所、東急電鉄、日本政策投資銀行など
2)バンシ・エアポート(仏)、オリックスなど
3)パリ空港公団(仏)、加森観光、東武鉄道など
4)チャンギ・エアポート・グループ(シンガポール)など
◆対象となる空港と民営化の開始時期
2020年06月01日:新千歳
2020年10月01日:旭川
2021年03月01日:稚内、釧路、函館、帯広、女満別
◆審査スケジュール
1次審査:今年9月ごろまでに最大3グループに絞り込み
2次審査:来年7月ごろに委託先を決定
◆委託期間
7空港を一括運営、委託期間は原則30年で、災害など不測の事態が起きれば5年間まで延長を認める。
◆最低入札価格
720億円
国内では、2016年04年に関西・伊丹空港が民営化され、バンシとオリックスからなる「関西エアポート」が運営権を獲得。同年7月に仙台空港が国管理空港として初めて民営化され、東急前田豊通グループが、2018年05月にはチャンギや西日本鉄道など地元企業が組む企業連合が福岡空港の運営権を獲得しています。北海道内7空港の一括運営権は新千歳空港に旅客が集中している中、他の6空港を含め黒字化出来るか?が焦点になりますが、4つの企業連合が応募した事から考えると、採算ベースに乗るんでしょうね。
空港運営の民営化…徐々に定着してきたように思います。北海道も上手くいって欲しいですね(^.^)