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三重県多気町『VISON(ヴィソン)』パーフェクトガイド(駐車場・マルシェ ヴィソン編)



 

VISON(ヴィソン)は、三重県の多気町にオープンした、国内最大級規模の商業リゾート施設です癒やしと食の総合リゾート「アクアイグニス」の立花哲也氏やパティシエの辻口博啓氏がタッグを組んでこれまでに無い自然派の大型複合商業施設が誕生しました。VISON(ヴィソン)は、新設された施設なので纏まった情報がなくお困りの方が多いと思います。今回は実際に現地を訪れ見て、歩いて回った「生の情報」をお届けしたいと思います。

 

VISON(ヴィソン)が2021年4月29日に第1期オープン!7月のグランドオープンに向けて3段階に分けて順次開業



 

 


まず、VISON(ヴィソン)に遊びに行く前に施設の規模感や生い立ちを少しだけお話します。この施設は、癒やしと食の総合リゾート「アクアイグニス」の立花哲也氏やパティシエの辻口博啓氏がタッグを組んで次の展開を考えていた所に、「薬草を軸にした町おこしをしたい」意向を持っていた多気町の久保行央町長がコンタクトを取って始まりました。

 

 

 

 

 

アクアイグニス側は「お伊勢参りの行き帰りにも立ち寄れるように、高速道路から直接来られる場所」が良いとの事で現地を選定し、さらに、自治体等の尽力により全国初の連結許可を受けた民間施設直結スマートインターチェンジ「多気ヴィソンスマートIC」が設置されました。さらにヴィソンを食の聖地にする為、世界屈指の美食の街である、スペインのサンセバスチャン市を地方再生の世界モデルと位置づけ、「食を通じた友好協定」を締結しました。ヴィソンにはサンセバスチャン市で人気の3つのバルが日本で初めて出店しています。

 

 

 

1:インターから駐車場への行き方



 

ヴィソンへの行き方ですが、名古屋・大阪方面から行く場合は、勢和多気インターで降ります。話題の多気ヴィソンスマートICは、伊勢方面→名古屋方面の「上り線」しか使えないので要注意です。勢和多気インターで降りたら国道42号線を左に曲がります。ほどなく左手にヴィソンの入口が現れます。

駐車場はエントランスエリアに位置づけられる「マルシェ・ヴィソン」に隣接する、P1.P2.P3が便利ですがスペースに限りがあるので、すぐに満車になます。その場合は少しはなれた山の上のP6.P8を使う事になります。ただしP6は温浴エリアやマルシェ・エリアからかなり遠いので、施設内を巡回している無料バスを利用する事になります。また、P8は、温浴ゾーンに近くメインエリアにもエスカレーターでアクセスできるので穴場かもしれません。

 


「マルシェ・ヴィソン」に隣接するP2の様子です。砂利舗装で車止めがないので注意が必要です。

 

 

 


スイーツビレッジ付近にあるP3の様子です。

 

 

2:日本最大級の産直市場「マルシェ ヴィソン」


まずは、P1から最も近い「マルシェヴィソン」から見た行きましょう。「マルシェ ヴィソン」は日本最大級の産直市場で、ミュシュランガイドパリ一つ星シェフの手島竜司氏が監修。地域の生産者が気軽に出店できる軽トラマルシェや和歌山県那智勝浦のマグロ、伊勢志摩から直送される伊勢えびやあわびといった旬の魚介や牧場直営店が運営する松阪牛肉専門店など、三重周辺の新鮮な海の幸・山の幸を提供しています。

 

 


建物外観はこんな感じです。片流れの大屋根が目印の洒落た外観です。

 

1:第十八甚昇丸  深海魚

三重県で唯一の底引き網漁船『甚昇丸』では、約130m~450mの深海に住む魚やエビを捕っています。実は高級魚のキンメダイやノドグロも深海魚なんです!第18甚昇丸」では、そのような深海魚を中心としたさまざまな魚を販売しております。お店では、甚昇丸で水揚げされた深海魚などを使い、産地でしかお目にかかれない深海の魚やエビを使った美味しい料理、船の上で漁師さんたちが食べる漁師汁など、珍しい食べ物もご用意しております。

 

 

2:口の鮪 鮪


生まぐろ水揚高日本一の那智勝浦町、勝浦漁港から明治30年、創業120余年「ヤマサ口水産」鮪仲卸より直送直売。【明治30年創業120余年「ヤマサ口水産」】×【ミシュランシェフPAGES「手島竜司氏」】による持続可能な新しい水産の未来を実現します。鮪の解体スペースを常設し、卸売、小売、飲食を一体化した世界初の体感型まぐろ専門店

 

 

3:海女小屋 なか川 伊勢海老・鮑


現役の海女が心を込めておもてなしをさせていただく、地元鳥羽のリアルな海女小屋。新鮮な海の幸を目の前で焼かせていただきます。

 

 

4:鈴木水産 活魚


鈴木水産は地元の魚介を中心にその鮮度を生かした料理を30年来提供して参りました。鈴木水産では店内の活魚水槽で活き活きと泳ぐ魚がご覧になれます。その新鮮な魚介の旨みを味わって頂くため、よりシンプルな形にこだわり、手島竜司ミシュラン獲得シェフ監修のもと、皆様に長年愛されている商品を中心に出来立て、さばきたてのこの上ない鮮度の魚を召し上がって頂け、購入もして頂けます。活きた新鮮な魚介をもっと皆様の身近なものに、そしてリーズナブルに、そんな思いを形にした店舗となっております。どうぞ素材からにじみでるその鮮度の良さを味わってください。

 

5:baraque 肉屋台


産直肉市場のこだわりのお肉を使ったフィンガーフードや時期に合わせた軽食・ドリンクを販売する賑やかな屋台店舗。

 

 

6:薪炭炙庵 秀  薪焼き・炭焼き 肉カウンター


肉市場の中央に位置する肉カウンター。薪焼き、炭焼きという日本で古来から伝わる伝統的な技術であり、全く違う焼き上がり効果と香りを出す。食材により薪炭を効果的に使い分け、豪快であり繊細な料理を提供するお店でございます。

 

7:竜吟虎嘯 肉レストラン


香りにコンセプトをおき、松阪牛や伊勢海老など三重の食材を主に使用したフュージョン料理レストラン。

 

8:若竹 松阪牛精肉


地元多気町で、松阪牛を飼育する竹内牧場の直営精肉店です。上質で、美味しく、そして安心して召し上がっていただけるお肉に仕上げるために、愛情と感謝を込めて、一頭一頭大切に育てています。牛たちにじっくりかけた時間と手間を、お肉のおいしさとともに味わっていただけたら幸いです。

 

9:rue de Terrass RUE DE TERRACE  BBQ(バーベキュー)


産直市場の新鮮な食材をマルシェブースの大屋根の脇でBBQ(バーベキュー)をしていただくための機材貸出、食材や飲料のほか、自家製の無添加ハーブティーや地元のお茶、お土産なども販売しています。

 

10:軽トラマルシェ 直産イベント


軽トラマルシェ」は、三重県内の農水畜産物を取り扱う複数の生産者や事業者が、毎日入れ替わり販売するイベント会場です。シェフと生産者が直接交流できる場、またシェフが日々仕入れに来るようなマルシェを目指し、高鮮度でこだわりのある三重県のプレミアムな産品を提供いたします。

 

 

11:WARASHIBE たいやきわらしべ


伊勢志摩発祥のたい焼き専門店として、東海3県を中心に店舗を構えております。生地には三重県産小麦「あやひかり」を100%使用しているため、外はパリッと中はモチっとした食感。こだわりの詰まった「わらしべ」のたい焼きをぜひ一度お召し上がりください。

 

12:覚王山フルーツ大福 弁才天 フルーツ大福


市場から直送される季節のフルーツを、黄金比にこだわりをもつ素材の味を生かした甘さ控えめの白餡と、高級羽二重粉を使用した上品な求肥で手包みしたのが「覚王山フルーツ大福 弁才天」の大福です。保存料や乳化剤などは一切加えておらず、フルーツそのものが持つ甘さを引き立てるために生地への加糖は極力控え、お米本来の上品な素材の甘みを感じられるよう仕上げております。

 

13:新兵衛屋 ねりもの・あげ天

明治十五年の創業以来、素材の新鮮さと、手間を惜しまぬ昔からの製法で、老舗の味を守り続ける、新兵衛屋の丹精込めた本物の味わいをご賞味下さい。今回、熊野灘で水揚げされた小魚を 骨ごとすり潰して練り上げてつくる、地魚揚げを生すり身から実演販売いたします。

 

14:マーケテリア 市場カフェ


風の香り、土の香り、山の香りを感じるここVISONには三重県各地の新鮮な食材が集まります。マーケテリアでは未来に向かって現在世界的な指針であるSDGsの理念に基づき「地球の未来は今日の食事から」をコンセプトに皆様に笑顔を届けます。手島竜司ミシュランシェフ監修の元農家・漁業者・畜産業者様の食材をふんだんに使用することはもとより、マルシェヴィソンで新鮮でありながら売れ残った食材・ふぞろい、規格外であるがために流通し得ない食材を利用し食品ロス削減に積極的に取り組み、持続可能な社会を私達みんなで作っていく第一歩のお店を目指します。素材を活かした野菜スープ、地元をはじめ各地で獲れた魚や鳥羽産牡蠣、季節のフルーツシェイクにフェアトレードコーヒーで気軽に立ち寄り、地球の未来をほんの少し考えて頂けたら幸いです。

15:マルシェ ヴィソン


「マルシェ ヴィソン」では、三重県内及び周辺地域のこだわりの生産者や事業者を応援し、「とびっきりの鮮度」、いわゆる料理人が日々仕入を行うような高品質でおいしい農産物や加工品を提供いたします。無農薬や減農薬栽培の農産物の販売も行い、価値に応じた価格での販売を推進いたします。

 

2021年8月の様子

 


続いては施設の外観・内観を写真でご紹介して行きます。

 

 


P1からマルシェヴィソンに繋がるエスカレーターの様子です。

 

 


マルシェヴィソンのマップです。

 

 

 

 


内部の様子です。木をふんだんに使ったシンプルな内装です。

 

 


大屋根の下に小さな建物を内包した造りになっています。

 

 

 


建物は奥に向かって段々と高くなる、高低差がある造りとなっています。

 

 

 

 


施設の真ん中付近には、目立たない休憩スペースがありました。今の所、穴場な感じですね。

 

 


建物内部を見通すとこんな感じです。小さな建物を内包しているのが良く解ります。

 

 

 

 


引きで見るとこんな感じ。

 

 

 


かなりの賑わいを見せていました。

 

 


バーベキューコーナーも充実しています。

 

 




北欧の国にありそうなデザインされた建物外観が美しい。

 

 

 


引きで見るとこんな感じです。美しい村=ヴィソンを体現した建物だと思います。

 

 


スウィーツ ヴィレッジ・アトリエ ヴィソン編 に続きます!

 

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