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竣工した『岐阜県新県庁舎』は隈研吾氏が外観や内装におけるデザインを指導、岐阜の山々や岐阜の水をイメージ。【2023年1月開庁】



岐阜県は1966年に竣工して以来54年が経過し老朽化が進んだ岐阜県庁舎の再整備(建替え)を行っています。新県庁舎は「県政の拠点」「『清流の国ぎふ』の象徴」の2つをコンセプトに、県の災害対策の中枢拠点としての耐震性を十分に確保するとともに、ユニバーサルデザインにも配慮した、親しみやすく、利便性の高い庁舎として生まれ変わり、今まで以上に質の高い行政サービスの実現を目指します。

2019年7月に着工し、2022年05月の竣工を予定。建設工事費(税込・予算額ベース)は、524億円(行政棟445億円、議会棟79億円)です。

※計画よりも遅れて2022年12月竣工、2023年1月に開庁しました。

【出展元】
岐阜県 新県庁舎のあらまし【詳細版】

 

 


行政棟の外装は、南北面にコンクリートパネルに縦ラインと木目を加え、東西面にはタイル張りで縦ラインを強調しています。県が委託している県庁舎デザインアドバイザーの建築家隈研吾氏から「ランドマーク的な存在になるため、『縦の線』を大切にすべきだ」との助言を受けてデザインが決まりました。

 

 



 

新庁舎の断面図です。行政棟の20階に展望ロビーが設けられます。展望ロビーは、内装として天井や壁に和紙、テーブルやイスに木工家具を使い、いずれも県産にこだわります。床には「清流」を連想させる水色を基調としたタイルが敷かれる予定です。



名称 岐阜県庁舎
計画名称 岐阜県庁舎(行政棟・議会棟等)建設工事
所在地 岐阜県岐阜市薮田南地内
交通 JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から 岐阜バス [E32]加納島線OKBふれあい会館行 17分
階数 行政棟:地上21階、塔屋2階、地下0階
議会棟:地上6階、地下0階
高さ 行政棟:約106m
議会棟:約32m
構造 鉄骨造 免震構造(一部耐震)
杭・基礎
主用途 事務所
客室数
敷地面積 158,561㎡(公園等を含む)
建築面積 行政棟:約7,637㎡、議会棟:約3,312㎡
延床面積 81,300㎡ 行政棟:約68,303㎡、議会棟:約13,937㎡
容積対象面積
建築主 岐阜県
設計者 日建設計、大建設計、岬建築事務所JV
施工者 前田建設工業、大日本土木、TSUCHIYA、岐建JV
着工 2019年07月01日
竣工 2022年05月31日予定(35ヶ月) ←2023年12月16日竣工式
備考 事業費524億円
(行政棟445億円、議会棟79億円)*税込・予算額ベース
デザインアドバイザー:隈研吾氏
https://pref-gifu-construction.jp/admin_progress_gikai.php?cat_id=2
 


議会棟の様子です。行政棟と一体的な運用がなされます。

 


県庁周辺施設の配置図です。新庁舎は現庁舎の東側に建設されます。県庁周辺の敷地は将来を見越してゆとりのあるスペースが取られており、各施設が老朽化したタイミングで隣地に新施設を建設し交互に利用する事が出来ます。おそらく50年前の現庁舎建設時のプランニングされたのだと思いますが、先見の明があったと思います。

 

2023年4月の様子



岐阜県新庁舎は2022年12月16日に竣工式が行われ、2023年1月4日に開庁しました。岐阜県旧庁舎は1966年に開庁し、老朽化が進んでいた為、隣接地に「行政棟」と「議会棟」からなる新庁舎を建設。「行政棟」は地上21階建て、高さ106mで各部署の執務室が入るほか展望ロビーや食堂などが設けられました。県議会の議場などが入る「議会棟」は地上6階建て、高さ32m。建物部分の総事業費はあわせて496億円です。

 



新しい庁舎は、「安全で安心な県民の暮らしを守る県庁舎」「県民が集い親しまれ、地域の魅力を発信する県庁舎」「環境やライフサイクルコストに配慮した県庁舎」の3つの基本方針をもとに整備されました。新庁舎は、デザインアドバイザーとして世界的な建築家である隈研吾氏が参画し、外観や内装におけるデザイン指導を行いました。

行政棟は、縦に連なる窓やタイルで「岐阜の山々」を表現し、議会棟は、「岐阜の水」をイメージし、水面に映る光の揺らぎを表現するために、水色のガラスや金属板を使用しています。また、内装にはヒノキやヒバなどの県産材を多用し、岐阜県の伝統工芸品や歴史的建造物などをモチーフにしたアート作品も飾られています。

 



行政棟は、縦に連なる窓やタイルで「岐阜の山々」を表現し、議会棟は、「岐阜の水」をイメージし、水面に映る光の揺らぎを表現するために、水色のガラスや金属板を使用しています。また、内装にはヒノキやヒバなどの県産材を多用し、岐阜県の伝統工芸品や歴史的建造物などをモチーフにしたアート作品も飾られています。

 

 

 



新庁舎の見所の一つとして、約90mの高さから360度見渡せる20階の展望ロビー(清流ロビー)があります。ここからは、岐阜城や長良川などの岐阜の名所を眺めることができます。新庁舎は、平日の9時から17時まで一般公開されています。

 

 


行政棟の正面エントランスの様子です。規模感が凄いです。

 


正面入口の様子です。内部に吸い込まれそうなデザインが目を引きます。

 

 


駐車場付近の設置された上屋の様子です。メチャクチャ立派な造りで驚きました。

 


北東側から見た様子です。ズラリと並んだ庁舎群が圧巻の迫力。

 


近くで見た様子です。最近は効率を考えてた、シンプルなデザインのビルが多いですが、岐阜県新庁舎は近年まれに見る「メカメカ」した外観だと思います。

 


北側から見た議会棟の様子です。

 


南側から見た議会棟の様子です。

 


南東側から見た様子です。

 

 


行政棟を南側から見上げた様子です。

 


少しはなれて南側から見た様子です。

 


南西側から見た様子です。

 



撮影ポイントを変えて、こちらは旧庁舎の様子です。2023年1月中に全部署が新庁舎に移転し、2月17日に閉庁式が行われ、56年の歴史に幕を下ろしました。県によると解体には5年程度要する見込みで、今後、跡地利用の在り方を検討する、としています。

 


少しはなれて見た旧庁舎付近の様子です。

 


撮影ポイントを変えて、新・旧庁舎前に整備されたラウンドアバウト(環状交差点)の様子です。

 


最後は北側から見た、庁舎群の様子です。

 

2020年9月の様子


現地の様子です。周辺は最初から「官庁街」として用意さた敷地に見えました。とにかく広大です。

 


北西側から見た様子です。

 

 

 


西側から見た様子です。新庁舎の規模の大きさが実感できます。

 

 


既に鉄骨建方が始まっていました。

 

 

 


東側から見た様子です。

 

 

 



最後は南西側から見た様子です。岐阜県新県庁舎の計画地は現庁舎や県警本部の敷地と合わせてメチャクチャ広大、かつ現在は途中横断が出来ないので撮影するのに時間がかかりました。

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