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大阪府箕面市に『コストコ箕面倉庫店(仮称)』が進出!?川合・山之口地区に米倉庫型商業施設や物流施設等の誘致計画が浮上



大阪府箕面市は、川合・山之口地区の都市計画の変更などに必要な市民の意見を聞くパブリックコメントの手続きに着手しました。

川合・山之口地区では、1995年~2000年にかけてモノレール彩都線の延伸に伴う(仮称)川合駅新設と連動させた駅周辺地区の土地区画整理事業が、地元まちづくり協議会において検討されていましたが、地権者合意が整わず最終的にはまちづくりを断念しました。

しかし、2018年に川合・山之口地区を含む粟生間谷全地区の自治会長連名で、「新駅設置」と「周辺地区のまちづくりの再開への市の支援」を項目に含む要望書が市へ提出されたことを皮切りに、まちづくりに対する検討は再開され、2021年8月に箕面市川合・山之口土地区画整理準備組合が設立、2022年3月に業務代行予定者が決定しました。

以上の状況を踏まえ、箕面市は川合・山之口地区の自然環境の保全や景観等との整合を図りつつ、公共施設の整備改善と宅地の利用増進に努め、健全な市街地を形成することを目的として「都市計画」「景観計画」の変更、追加に係る素案をとりまとめ、パブリックコメントを実施しました。

【出典元】
→箕面市>川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について


川合・山之口地区は市街化調整区域で、勝尾寺川と山林に挟まれる農業的土地利用と併せて、彩都国際文化公園都市につながる主要道路である茨木箕面丘陵線が縦断し、都市計画道路川合山之口線が計画されるなど、交通利便性の高い立地です。一方、農業の後継者不足により、耕作放棄地の増加などが危惧される状況です。

まちづくり協議会の方針を踏まえ、次のとおり土地利用計画案を具体化した。当案をベースに現在準備組合において土地区画整理事業を計画し、これを受けて市も土地区画整理事業の都市計画を決定しました。

 



川合・山之口地区の土地区画整理事業の実施形態は組合施行、区域面積は約20ha(市街化区域編入面積:約21ha)。業務代行予定者が提案したる主な土地利用は、商業施設・沿道サービス施設・物流施設・業務施設・共同住宅・住宅・農地となっています。

土地利用計画案を見ると、中央部に大型商業エリア、区域内道路に沿道商業エリア、東西に物流業務エリア、北側に住宅・自己活用エリア、東端に集合農地を設ける計画となっています。

 



公開されたパブリックコメントによると、昨年の市長タウンミーティングにおいて、上島市長がコストコが来ると発言した事や、土地区画整理準備組合が北米倉庫型商業施設や物流施設等の誘致を提案した事業者を業務代行予定者として選定した事、以降、複数の事
業者と協議、調整中である事が明らかになりました。

北米倉庫型商業施設とは「コストコ」を意味していると思われ、イメージパースにはコストコと思しき商業施設が描かれています。

 



門真に続いて箕面市への出店が濃厚になった「コストコ」。既存のコストコ各店は慢性的に混在しており、箕面市に出店する事でニーズが分散して多少は混雑緩和に繋がる・・という考え方が普通ですが、箕面市のコストコが周辺地区の潜在需要を掘り起こし、既存店の混雑は緩和されず、コストコ箕面倉庫店(仮称)が大繁盛する未来が浮かんで見えます(笑)

計画概要

土地区画整理事業実施形態:組合施行
区域面積:約20ha(市街化区域編入面積:約21ha)
提案されている主な土地利用:商業施設・沿道サービス施設・物流施設・業務施設・共同住宅・住宅・農地

 

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