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『コートヤード・バイ・マリオット広島』マリオット系新ホテルが広島市中区三川町に進出!183室規模で2027年初頭に開業予定

米:マリオット・インターナショナルは、2024年5月29日付けのニュースリリースで、パシフィカホテルズ合同会社の子会社である広島ホスピタリティ合同会社と、広島市に県内初となるコートヤード・バイ・マリオットホテルを開業する契約を締結したと発表しました!

広島都心部に建設予定のコートヤード・バイ・マリオット広島は、広島市中区三川町に新築する17階建てのビルに入居、延床面積は約8500㎡で、183室の客室を展開。シェフが客の前で調理するセミオープンキッチン付きのオールデイダイニングレストラン、フィットネス施設も備える計画。2024年後半〜2025年前半までに着工し、2027年初頭開業予定です。

【出典元】
マリオット・インターナショナル、広島ホスピタリティ合同会社とコートヤード・バイ・マリオット広島開業に向けた契約を締結
17階建てコートヤード・バイ・マリオット広島、中区三川町に2027年前半開業へ 中国地方に初進出

 


フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波:筆者撮影

新ホテルはパシフィカ・キャピタル社が開発し、関連会社のパシフィカホテルズの子会社で、2024年1月設立の広島ホスピタリティがフランチャイズ形式で運営を担います。

パシフィカ・キャピタルは、マリオット系「モクシー東京錦糸町」「モクシー京都二条」「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」、IHG系「ホリデイ・イン&スイーツ新大阪」を運営しており「コートヤード・バイ・マリオット広島」はこれらに続くものです。

 

 


コートヤード・バイ・マリオット福井の客室:筆者撮影

コートヤード・バイ・マリオットはマリオットが展開する中価格帯のビジネス旅行者向けのホテルで、世界 60 以上の国と地域に 1,300 軒以上のホテルを展開するマリオット系で最大ボリュームを誇るホテルブランドです。シャワーブースを備えた25〜28㎡程度のコンパクトな客室にレストランやフィットネスジムを備えた、機能的かつ高品質な館内が特徴で、比較的リーズナブルな価格で上質な宿泊体験が得られます。

国内では、「東京ステーション」「銀座東武」「白馬」「福井」「名古屋」「大阪本町」「新大阪ステーション」が営業中、2024年7月に「札幌」、2026年度に「京都駅」が開業予定で、「広島」はそれに続く計画となります。他にも、神戸・小倉・北九州でも、既存ホテルをリブランドして「コートヤード」が開業する予定で、コートヤードブランドの全国展開が加速しています。

マリオットとHMIホテルグループが提携、浜松・神戸・京都・沖縄にマリオットホテル、神戸・小倉・北九州にコートヤードがリブランド開業!



 

 


シェラトングランドホテル広島の客室:筆者撮影

広島都心部では、インバウンド需要の高まりを受け、既存のマリオット系の「シェラトングランドホテル広島」に加え、2022年に「ヒルトン広島」が開業、2025年春にJR広島新駅ビルに「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」、2027年後半に駅南側でIHG系の「voc(ヴォコ)広島」がオープンする予定です。「コートヤード」はマリオットの中価格帯を担う主力ブランドであり、既存の「シェラトングランドホテル広島」の少し下の価格帯のニーズに応える狙いがあります。

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