『アラスカ航空』関空~シアトル線の新規就航を正式発表!2027年5月から週4便・通年運航、約8年ぶりの直行便復活へ


出展:https://news.alaskaair.com/

米アラスカ航空グループは2026年10月20日、シアトル~関西国際空港線を2027年5月に新規開設すると正式発表しました。シアトル発は5月14日、関空発は翌15日から週4往復で通年運航し、グループ傘下のハワイアン航空がエアバスA330-200型機を投入します。航空券の販売も開始されています。

実現すれば、デルタ航空が2019年10月まで季節運航していた同路線が約7年半ぶりに復活します。アラスカ航空にとって関空は東京・成田、ソウル・仁川に続くアジア3番目の就航都市となり、関空の北米ネットワークに新たな選択肢が加わります。

週4往復・通年運航、ハワイアン航空のA330-200を投入

新路線の運航ダイヤは次のとおりです。
項目 シアトル → 関空 関空 → シアトル
便名 AS867 AS868
運航開始 2027年5月14日 2027年5月15日
運航曜日 月・水・金・日 月・火・木・土
出発時刻 12:10 18:00
到着時刻 翌日16:00 同日12:20
所要時間 11時間50分 10時間20分
使用機材 A330-200 A330-200
運航期間 通年 通年
※時刻は現地時間。政府認可が前提で、ダイヤは変更される可能性があります。

運航を担うのはハワイアン航空で、機内にはフルフラットのビジネスクラス「スイート」や高速衛星通信StarlinkによるWi-Fiを備えます。同社は2028年からA330型機の客室改修も計画しています。

航空券はアラスカ航空とハワイアン航空の公式サイトで販売を開始。10月26日まで、シアトル発大阪往復1,199ドルからの発売記念運賃も設定されています。

シアトルの国際ハブ化を加速。関空は8番目の大陸間路線に


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今回の就航は、アラスカ航空が進める長期成長戦略「Alaska Accelerate」の一環です。

同社は2024年にハワイアン航空を傘下に収め、長距離国際線への進出を本格化しました。2025年には東京・成田、ソウル・仁川へ就航し、欧州路線も拡大。2030年までにシアトルからの大陸間就航都市を15都市以上に増やす方針で、関空はその8番目の路線に位置付けられます。

アラスカ航空の強みは、シアトルを起点とする広範な米国内ネットワークです。関空線の開設により、大阪とシアトルの都市間需要だけでなく、米国西部を中心とした各都市からの乗継需要も取り込む狙いがあります。

また、ハワイアン航空は既存の関空~ホノルル線を継続するため、同グループによる関空路線は2路線体制となります。

デルタ航空に代わって直行便復活。2019年以来、約8年ぶり

シアトル~関空線は、デルタ航空が2019年4月1日からボーイング767-300ER型機でデイリーの季節運航を実施していました。運航期間は同年10月下旬までで、翌2020年夏季の運航は新型コロナウイルスの影響で中止されました。

その後、デルタ航空は太平洋路線の再拡大を進め、2026年8月には関空が将来のアジア就航候補として挙がったと報じられました。当サイトでも9月4日付の記事「デルタ航空の次期アジア就航候補に『関空』浮上」で、その可能性を取り上げています。

しかし、今回正式に就航を発表したのは、シアトルでデルタ航空と競争を繰り広げるアラスカ航空でした。

2019年のデルタ航空が夏季を中心とするデイリー運航だったのに対し、今回のアラスカ航空は週4往復ながら通年運航を計画しています。運航頻度を抑える一方、年間を通じて関西と米国北西部を結ぶ点が大きな違いです。

関空の北米ネットワークが拡充。米国内への乗継利便性も向上



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関空では、ユナイテッド航空が2027年3月28日からロサンゼルス線をデイリーで開設することも決まっています。これにシアトル線が加わることで、米国本土への直行アクセスがさらに充実します。

シアトルはアマゾンやマイクロソフトなどが集積する米国北西部の経済拠点であり、関西とのビジネス需要に加えて訪日観光需要も期待されます。関西エアポートも今回の就航を歓迎し、北米ネットワークの拡充と観光・ビジネス交流の強化に期待を示しました。

今回の路線開設で重要なのは、単に米国本土への直行便が1路線増えることではありません。アラスカ航空のシアトル拠点を通じて、関西から米国内各都市へのアクセスが広がる点にあります。

約8年ぶりに復活するシアトル直行便が、関空の北米ネットワークにどこまで新たな需要を呼び込めるのか。 週4往復の通年運航を足掛かりとした路線の定着が注目されます。




出典・参考資料

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