GRANSHIP/グランシップは、静岡市の東部新都心として開発されている東静岡駅前に建設された大規模なコンベンション施設。正式名称は「静岡県コンベンションアーツセンター」です。
大ホール「海」は、最大4600名が収納可能な大ホールで、高さ58mの大空間に1,720m2のアリーナ空間が広がっています。その他にもコンサート、演劇、伝統芸能、ミュージカル、バレエなどの舞台芸術に最適な中ホール「大地」を始め、静岡芸術劇場、会議室、交流室、展示ギャラリー、映像ホール、託児所、情報ラウンジ、展望ロビー、レストラン・カフェ等で構成されています。
グランシップの設計者は、なら100年会館(1998年)を手がけられた磯崎新氏です。建物の外観は「グランシップ」の愛称の通り、船をイメージしています。建物の全長は約200m、高さ60m、延べ床面積は60,360m2の規模で総工費は706億円。ちなみに、同じ様なコンベンション施設である「グランキューブ大阪」の総工費は570億円です。
最後は、NTT DoCoMo東海 静岡ビルとグランシップを絡めて。2つのビルに挟まれた地平を行く東海道新幹線が走り抜けて行きました。