研究開発ビルS棟(写真左) 研究開発ビルN棟(写真右)
大阪に本社を置く大手ゲーム開発会社のカプコンは、大阪本社周辺においてゲーム開発拠点の充実を図るために新たに2棟の研究開発ビルの建設に着手しました。今回の新研究開発ビルの建設により、開発部門を集約し開発の「機動力」や「統制力」を高めることで開発体制の効率化を進めるほか、開発技術・ノウハウの蓄積による品質向上、内作比率の向上、新卒を中心に毎年約100名の開発人員を採用し2021年度末までに2,500名の開発陣容に拡大する予定で、これにより同社の競争力の優位性を確保する計画です。
【出典元】→カプコン、開発体制の強化のため新たな研究開発ビル2棟を建設
研究開発ビルS棟の建設現場の様子です。現地に掲示されていた建築計画のお知らせには2014年7月末の完成予定となっていましたが、とても間に合いそうにありません。プレスリリースを確認すると完成予定は2015年1月となっており、変更されている様です。S棟の投資額は25億円です。
【スペック】
名称:カプコンS棟
所在地:大阪市中央区内淡路町3丁目1番14号
階数:地上8階、地下1階
高さ:37.3m
構造:S造・一部RC造、SRC造
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所
総戸数:ーーー
敷地面積:454.90m2
建築面積:249.39㎡
延床面積:2,054.38㎡
建築主:カプトロン
設計者:高畑建築事務所
施工者:大林組
着工:2013年04月(予定)
竣工:2015年01月(予定)※プレスリリース掲載の竣工予定日
研究開発ビルN棟の建設現場の様子です。N棟の投資額は約55億円です。
現在建設中の2棟の研究開発ビルには、モーションキャプチャー室や効果音を作成・収録する録音スタジオ、100名以上の収容が可能な多目的スペースを設置するなど、最新設備が導入される予定です。また、大規模な地震対策のため免震構造を採用するほか、南北の壁面に凹凸のある外装を施すことで西日を遮蔽し空調負荷を軽減するなど、環境にも配慮した開発ビルとなります。
【スペック】
名称:カプコンN棟
所在地:大阪市中央区内淡路町3丁目24番※地番
階数:地上16階、地下2階
高さ:72.25m
構造:S造・一部RC造、SRC造
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所
総戸数:ーーー
敷地面積:1,332.30m2
建築面積:662.91㎡
延床面積:11,144.03㎡
建築主:カプトロン
設計者:高畑建築事務所
施工者:大林組
着工:2014年02月
竣工:2016年01月
今回ご紹介しているN棟、S棟の近くにそびえ立つカプコン研究開発ビルの様子です。業界内での俗称は「スト2御殿」だそうです(友人談)。
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新しい建物は「モンハン御殿」でしょうか。
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カプコンやSNKの格闘ゲームのステージで大阪城や江坂があったりするのは大阪住まいに嬉しいです。
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本社大阪はカプコンだけですが、業界の人材不足でエイチーム他いろんな企業が開発拠点を大阪に作っている。
そうはいってもカプコンもスマポ向けゲーム開発に遅れをとり、やや不振。ガンホー、コロブラ、ミクシィーとスマポゲームに大ヒットが出て、ゲーム業界は活気づいている。
近未来的な研究開発ビル二棟が大阪のゲーム業界を再躍進させるよう祈りたい。
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格闘ゲーム(格ゲー)の先駆けになったスト2ですが、
あの辺りからアーケードゲームは廃れていった感じがします。
以前大阪には、カプコンの他アイレムや新日本企画(SNK)にコナミ等もありましたが、
今やゲーム関連だけで事業を継続してるのはカプコンだけでしょうね。