阪神電鉄が工事を進めてきた、梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 。 工事は東西にて2工区に分け、東側をⅠ期、西側をⅡ期として2段階で施工され、2014年10月に新阪急ビルの解体工事に着手、2015年2月からは大阪神ビルの側の解体工事も始まり、建替え工事が進められてきました。長らく工事が行われてきた1期棟ですが2018年4月27日(金)に竣工、ついに2018年6月1日(金)に阪神百貨店が1期棟に移転開業しました!
【出典元】→梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)
2018年4月27日(金)にⅠ期棟が竣工、6月1日(金)には阪神百貨店が部分開業
【過去記事】
→大阪梅田ツインタワーズ・サウスー阪神百貨店1期部分の状況 18.05(ビル外観編)
→大阪梅田ツインタワーズ・サウスー阪神百貨店1期部分の状況 18.05(ビル周辺編)
→建替え中の阪神百貨店1期部分は2018年6月1日に開業!ビル名称を「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に決定!
→梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)の状況 18.03
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→阪神梅田本店建替えの工事施行計画が決定、1期工事は2018年春、2期工事は2021年秋に竣工!
→阪神百貨店を建て替える梅田1丁目1番地計画の最新完成イメージパース
阪神百貨店建替え1期の開業特集の3回目は、地下通路、スナックパーク、他をご紹介したいと思います。まずは御堂筋歩道に新たに設けられたエスカレーター、階段を使ってB1に向かいます。
阪神百貨店1期棟の地下階のメインエントランス付近の様子です。写真左がホワイティ梅田、右が1期棟地下階です。
地下階ですが、ガラス張りの大屋根のおかげで自然光がタップリと振りそそぐ明るい空間となっています。
1期棟のB1のフロアマップです。北側の地下階(画像の青色の部分)は既存のデパ地下のフロアと接続されていますが、スナックパークが飛び地の様に離れている事が解ります。また、地下通路に大きな空間が取られています。
地下通路の様子です。天井は低いですが広々した空間が広がっています。写真真ん中少し左のガラス張りの部分はB1〜9階を結ぶ4連エレベーターです。
1期棟の地下通路は既存のホワイティ梅田と各所で接続されています。
それでは、飛び地となっているスナックパークを少し覗いてみましょう。名物のいか焼きや、有名ラーメン店のカドヤ食堂など13店舗が並ぶ庶民的なフードコートです。
・・・というか混みすぎ!!!空調の吹き出し口や裸電球風のLEDの照明など、店内は昭和レトロ風の作りになっており庶民派を演出していますが、もう人が多すぎてヤバイです。とても食べる気にはなりませんでした。
立ち食いのスナックパーク、壁面にはこんなイラストがありました。
名物のイカ焼き、実は食べた事がないのですが・・・。ここもメチャクチャ混んでました。シェイク・シャックもそうですが、オープン直後の混雑は半端じゃないですね。こちらも落ち着くまで、しばらくは行けそうにありません。
スナックパークの混雑にヤラれて店内を脱出、地下通路を南下すると・・!見慣れない新たな地下通路が現れました。
駅前第4ビルの地下階まで繋がっていました!これは解りやすい。
ゆとりを求めて・・・。一気に9階まで上がりました。1期棟の売場は狭いので、阪急の祝祭広場の様なゆとりのスペースがほとんどありませんが、8〜9階には吹き抜けがありました。
例の化粧パネルを店内から見るとこんな感じに見えます。阪神百貨店の「現時点」での売場を見た印象ですが、先にグランドオープンした梅田阪急本店に比べ高級感の演出は少なく各所を見てもコスト削減の後がハッキリと解るレベルでした。ただし、デザインセンスは良いと思います。重厚感のある阪急に対して、阪神はカジュアル&ナチュラルなイメージで纏められいました。
3回に渡ってレポートをお届けした阪神梅田本店1期部分。また工事途中ですが売り場面積2.7万㎡は流石に狭く厳しい状態となっています。建物の形状も南北に細長いので2階以上の売場は細長い瓢箪の様な形状になっていました。また先にも書きましたが、市道で分離された地上1階とB1フロアは相当解りづらいです。特にB1はヤバかった・・・。現時点での売場からは、現状使える床を使ってなんとか移転させた感がはっきりと伝わってきました。狭い売場で解りづらい形状の売場をお客さんに説明する為に、エスカレーターの踊り場に「解説付きのイラスト風フロアマップ」を設置しているなど、制約が多い中、なんとか回遊してもらえる様にする工夫が見られました。
8階の窓から見た外の様子
オープンフィーバーが去った後は、2期棟が完成しフルスペックの売場に再構築されるまで相当厳しい数字が出ると予想できます。これについては阪神自身が一番理解していると思いますが、産みの苦しみが数年間続く事になりそうです。
2期棟は整形で大規模な売場が作れるので本当の勝負はそこからでしょう。デパ地下意外の百貨店のメイン機能のほとんどは2期棟低層部に移転させ、今回の1期棟部分はノースステーションビル「ルクア」的な専門店街になるかもしれませんね。
どこか昔の香りが少しばかり残っていたほうがイイなと思うのは僕だけですかね・・・?
ほんとこれです!何とかならないのでしょうかね?
残念でなりません。
御堂筋線の軌道函体が新阪急ビル辺りから浅くなるのでスナパーと段差が出来てしまいます。 壁画は長谷川義史さんです。 以前、河川敷の記事を書かれた時に、長谷川さんのアトリエが何処かに写っています。B2の第4ビル連絡橋口吹き抜けの排煙口がビル南端エスカレーター横のガラス窓になります。ここだけ覗けないようルーバーが入っています。
歩道橋もリニュアルされ、大阪駅南口も日に日に進化していきますね。しかし、JRのガードが昭和のままです。さびたガードの汚さとガード下の落書きがよけい目立ちます。