読売テレビは2014年8月28日に、OBP(大阪ビジネスパーク)内に新しい社屋を建設し、5年後の2019年8月に移転すると発表しました。新しい社屋は、現在の社屋から南へ約400m離れた毎日放送が運営する劇場「シアターBRAVA!」(平成28年春に閉館)の跡地を含む場所です。新社屋の規模は延床最大4.5万㎡、高さ80mの高層ビルを想定、敷地面積は約1万2千㎡です。社屋の移転は2019年8月の予定となっています。
【出典元】
→国土交通省>讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定
【過去記事】
→読売テレビ新社屋の建設状況 17.07 ~鉄骨が地上に姿を現し3機目のタワークレーンの組み立てが始まる!
→読売テレビ新社屋の建設状況 17.05 ~ついにタワークレーンが姿を現す!
→読売テレビが跡地に新社屋を計画している「シアターBRAVA!」の解体工事の状況 16.07
→読売テレビが新社屋を建設する「シアターBRAVA!」の状況 14.09
→読売テレビがOBPの「シアターBRAVA!」跡に高さ約80m、延床4.5万㎡の新社屋を建設!
【スペック】
名称:読売テレビ新社屋
所在地:大阪市中央区城見1丁目3番2他
階数:地上17階、塔屋2階、地下1階
高さ:85.06m
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
杭・基礎 :
主用途:テレビスタジオ
総戸数:—–
敷地面積:12,495.90m2
建築面積:6,995.39m2
延床面積:51,194.58m2 ※容積対象面積:45,393.30㎡
建築主:読売テレビ放送
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
着工:2016年10月
竣工:2019年01月(予定)
現地の様子です。前回の撮影が2017年07月頃だったので約1ヶ月振りの取材です。
先月組立中だった3機目のタワークレーンが稼働を始めていました。3号機の愛称は「すまたんバンド号」です。また東側のタワークレーンは「はにわさん号」、西側は「森ちゃん号」の愛称がついています。
よく見ると柱がコンクリート、梁が鉄骨という珍しい工法が採用されています。RCS工法(柱RC梁S混合構造)は、圧縮に強いコンクリートを柱に、曲げとせん断に強く軽量な鉄骨を梁に、との適材適所の考え方から生まれた混合構造です。梁をS造とするため、ロングスパン構造物に適しており、倉庫やショッピングセンター、オフィスビルなど、さまざまな用途の建物に適用できます。
近くで見た様子です。読売テレビ新社屋はロングスパンが必要なフロアレイアウトに加え、重量のある放送機材が設置される為、RCS工法(柱RC梁S混合構造)が採用されています。
最後は引き気味のアングルで見た様子です。
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ほぼ完成した新MID大阪京橋ビルと入れ替わるように、次はこちらが成長して行く番ですね(╹◡╹)