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南海12000系電車「サザン・プレミアム」


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南海12000系電車は、201191日より営業運転開始した南海電気鉄道の特急形電車で、1985年に登場した10000系特急型電車を置き換えるために製造されました。10000系は南海本線の特急「サザン」で用いられており、その後継となる12000系はグレードアップした設備などから「サザン・プレミアムの愛称が付けられました。
 
 

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南海12000系のデザインコンセプトは「サウスウェイブ」。車両先頭部から車両側面(上部)につながるブルーのラインと、車体側面(下部)の丸みを帯びたブルーとオレンジのラインは、大阪湾・和歌山へ押し寄せる人と車両の『波』、全国から大阪ミナミへ押し寄せる人の『波』をイメージしています。

 

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側面の様子です。南海12000系の愛称ロゴ「サザン・プレミアム」が大きく描かれています。窓まわりは黒色に塗装され連続窓風に見えますが、独立した窓となっています。

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行き先表示器はフルカラーLEDが採用されています。

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1号車の化粧室部にはNANKAIの文字と南海線、空港線を表現したイラストを組み合わせたステッカーがあしらわれています。

 

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車両内部を見て行きます。まずは乗降ドア付近の様子です。10000系車両よりもステップとホームの段差を縮小し、小さなお子さま連れの方や車椅子の方にも安心して利用出来るように工夫されています。写真は1号者ですが、こちらは車椅子対応の為、幅広のドアとなっています。ドア上部は、扉開閉予告ランプがあります。また、各車両乗降口付近に防犯カメラが2台設置されています。

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デッキ付近の様子です。洗面所や車椅子対応トイレ、多目的室が機能的に配置されています。また、「男性用無水小便器」洗浄水を使用しない無水トイレの導入を導入し節水に取り組んでいます。

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洗面台の様子です。オートセンサー付きで手をかざすと水が出ます。

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客室とデッキを仕切るドアーの様子です。ガラス面を大きくとってあります。

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客室内の様子です。青色のリクライニングシートがズラリと並び爽やかな印象。プレミアムの愛称に相応しいグレード感を感じます。

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シート背面側から客室を見通した様子です。

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シートのアップです。このシートはボリューム感があり、すわり心地はモッチリとしており快適です。表皮は青地で細かい柄が描かれており、これは南海線沿線の大阪湾)のをイメージししています。座席幅は従来より広い460mmを確保、センターアームも装備されています。


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このシートの工夫は他にもあります。リクライニングした際に後方からの視線が気にならないよう、ヘッドレストが頭部を包みこむような形状になっており、プライバシーが保たれる工夫がされています。

 

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ノートパソコンも置ける大型テーブル。

 

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コンセントが2箇所つづ装備されている所が凄いです。フットレストに折りたたみ式ドリンクホルダーもあり、至れり尽くせりの装備です。乗車時間1時間程度の短距離特急車としては破格の装備ではないでしょうか・・。

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妻面の様子です。壁面は木目調パネルが取り付けられ、ドアーは色の濃い色調になっています。情報案内装置は3色LED。

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天井付近の造形も凝っています。南海名物とも言える光天井は健在です。

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また、各車両の天井にはシャープのプラズマクラスターが設置されています。ウイルスの作用を抑制するとともにカビ菌などを分解・除去し、快適な空間を提供します。

 



和歌山市駅を発車したサザンプレミアム。

 

 



サザンプレミアムを見通した様子です。

 

 

 



サイドビューです。

 

 



一般車との連結部分の様子です。古い車両が多い印象があった南海本線ですが新型通勤電車「8000型・8300型」を継続してコツコツと投入しつづけた結果、新世代車両が8000系が4両×13本、8300系が4両×11本・2両×12本まで増加し、新型車両がドンドンやってくる近代的な路線に様変わりしました。

 

 

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最後は泉大津駅を通過する南海12000系サザン・プレミアムの様子です。この12000系は、20m級軽量ステンレス無塗装車体で、先に登場した8000系通勤型車両をベースに設計されており、特急車としてはグレードが低いのではないか?という評判が立った事もあります。ただ、今回始めて利用してみましたが、車内設備の充実振りは特筆すべき高いレベルとなっており、プレミアムの名前に偽りはありませんでした。低コストとサービスレベルを両立させる為に、取捨選択をした面は見え隠れしますが、利用者側から見れば良い車両である事は間違いなさそうです。

 

 

 

 

2 COMMENTS

アリー my dear

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来月デビューする泉北高速線特急「泉北ライナー」に、この形式も充当されるようですね(以下参照)
http://www.nankai.co.jp/traffic/express.html

高野線特急用の11000系が1編成しかないため、予備として使用されるものと思われます。

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