※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
JR和泉府中駅橋上駅舎化工事は、和泉市が同駅前で進めている再開発事業「泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」に伴い行われた駅舎改良工事です。2013年5月24日に完成式典が行われ自由通路が開通し、翌日25日の始発から橋上駅舎の供用が始まりました
※かなり以前から読者の方にリクエストを頂いていましたが、今回ようやく取材する事が出来ました。おまたせしました。
■追跡取材リスト
和泉府中駅は2面4線のホーム、線路を有する地上駅です。2011年度の1日の乗降客数は31,986人で、阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘駅・鳳駅に次ぐ第三位となっています。
新しい橋上駅舎は、各ホームにエレベーター2基と上下方向のエスカレーターが設置されました。自由通路はエレベーター2基と上り方向のエスカレーターが設置されています。事業費は橋上駅舎が約21億円、自由通路が約8.5億円です。
東西自由通路の様子です。三角屋根の天井には採光窓が設けられており、非常に明るく開放的な印象です。
東側にハートインがあります。手前の券売機は旧駅舎の機材が移設されていました。

改札口付近の様子です。自動改札機は5通路分が設置されていますが、将来の利用客増を見越して3通路ほどを増設するスペースが確保されています。

改札内コンコースの様子です。朝夕のラッシュに対応する為、かなりゆとりのある空間になっています。

改札内コンコースに設置されている発車標です。最近のJR西の多くの駅に設置されてる、低解像度3色LEDの3段表示タイプで真ん中にアナログ時計があります。
改札内コンコースのEV、トイレ付近の様子です。案内サイン類は黒ベースに白地の文字で、JR西日本の最新のデザインが採用されています。

再び改札外に戻り、こちらは駅西側ロータリーに向かう階段付近の様子です。以前の和泉府中駅は駅東側に地上駅舎があるだけで西側からアクセスが出来ませんでした。今回の橋上化と自由通路の設置に合わせて西側にも入口が設けられ容易にアクセスできるようになりました。
※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
橋上駅舎の供用が始まりましたが細部の工事は今も行われています。東側駅前ロータリーとペデストリアンデッキの整備は2014年春の完成予定となっています。
ペデストリアンデッキの東端の様子です。エレベーターに加えて、屋根付き上り方向のエスカレターも設置されています。

駅から少しはなれた場所にある再開発ビルです。橋上駅舎からは2階レベルでペデストリアンデッキで接続されています。










