Googleは2018年2月8日に、公式ブログにてクラウドサービス「Google Cloud Platform」(GCP)で、日本国内2カ所目となる、リージョン「大阪GCPリージョン」を開設すると発表しました。日本のユーザー企業にとっては、レイテンシ(通信遅延)を軽減でき「クラウドベースの作業を迅速に行えるようになる」としています。2019年のサービス開始を予定している。アジア圏のリージョンは、ムンバイ、シドニー、シンガポール、台湾、東京、香港(計画中)に続き、大阪が7番目。これにより、世界全体でのGCPリージョンは19になります。
2016 年に東京 GCP リージョンの提供を開始して以来、日本を含めアジア太平洋地域の多くの企業の皆さまにとって、Google Cloud Platfom はクラウドでアプリケーションを構築する際の強力な選択肢となっています。このニーズにお応えすべく、Google では、日本で 2 か所目となる 大阪 GCP リージョンの開設を発表します。
大阪 GCP リージョンは、ムンバイ、シドニー、シンガポール、台湾、東京の既存リージョン、計画中の香港リージョンに加え、アジア太平洋地域で 7 番目のリージョンです。これにより、世界全体での既存及び建設中の GCP リージョン数は 19 になりました。今後も、Google ではさらなるクラウド拠点の開設を予定しています。
出典:Google Cloud Japan 公式ブログ
データセンターのイメージ。GCP大阪リージョンとは関係ありません
GCP リージョンとは?
GCP リージョンは、大雑把に説明すると、Googleが提供するグラウドサービスを司るデータセンター的な拠点です。また、Google Cloud Platform(GCP)とはGoogle がクラウド上で提供するサービス群の総称です。その最大の特徴は、Google のインフラと同じインフラを低コストで利用することができるようになることにあります。基本的な構成要素が初めから各種サービスとして用意されているため、それらを使用してすばやく開発を行うことができ、世界最先端のインフラを誰もが初期投資不要で利用することができます。大阪にGCP リージョンが開設されると、西日本エリアの、これらのクラウドサービスの速度向上が見込まれます。クラウドサービスは3つのサービスがシノギを削っており、Google Cloud Platform、アマゾンAWS、マイクロソフトAzureがライバル関係にあります。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/13/news116.html
“AWS、大阪ローカルリージョンを開設”…今週から運用が始まりました。
やはり西日本の拠点、日本のもう1つの中心は大阪なんですな。当然のことですが。