ノルディスクによる幻想的なアウトドアフィールドが日本初に登場。アウトドアブランドの「ノルディスクジャパン」と、三重県いなべ市は互いの人的資源等を活用し、相互に幅広い連携・協力関係を構築しながら、地方創生の推進、観光促進、関係人口創出、人材育成などに取り組むことを目的とした包括協定を締結したと発表しました。
その第1弾として、ノルディスクがプロデュースするアウトドアフィールド「Hygge Circles Ugakei by Nordisk」を2021年にいなべ市に開業させます。三重県の山間部にデンマーク発の“ヒュッゲ(Hygge)”が体感できるグランピング施設が誕生します。
【出展元】
→日本初!デンマーク発のHyggeを体感できるアウトドアフィールド「Hygge Circles Ugakei by Nordisk」をノルディスクのプロデュースで、三重県いなべ市に開業決定!
→宇賀渓キャンプ場整備
→GCI -グリーンクリエイティブいなべ-
ノルディスクとは
ノルディスクは、北欧デンマークに本社を構え「Nature is Laxuary」をコンセプトに、100年以上の歴史を誇るアウトドアブランドです。自然の中で過ごす時間はQuality of lifeの向上に繋がると信じ、テントやタープを中心に、アウトドアにおける様々なシーンに必要なギアを展開してきました。なかでも「Regacy」シリーズと呼ばれるナチュラルな質感のコットンテントは、近年のグランピングブームの火付け役とも言われるほどの人気を博しています。
また同社が提唱する“ヒュッゲ(Hygge)”は、国民幸福度の世界上位を占める北欧エリアのひとつ「デンマーク」の語源で、豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方をあらわす言葉です。
ほっと癒される心地よい時間と空間、その体験を通して得られる幸福感をあらわす、”ヒュッゲ(Hygge)”は近年欧米メディアでも注目されおり、ノルディスクは、日本におけるHygge浸透の旗振り役をになっています。
農村を再定義する先進的な「いなべ市」
いなべ市は、三重県の最北端に位置する人口約45,000人の市で2003年に員弁郡の北勢町・員弁町・大安町・藤原町の4町が合併して誕生しました。名古屋・大阪といった大都市圏から良好なアクセスでありながら、日本でも有数の豊かな自然と雄大な山々を有しています。
同市は、地域の価値を再定義し、価値を高め、リブランドを行う取り組み「GCI -グリーンクリエイティブいなべ- 」を推進する先進的な農村エリアです。GCIは、豊かな自然を活かした交流事業や、農と食を中心に地域資源をセンス良く磨き上げ、若者の交流や新たな産業などを創出する事業です。いなべの資源を「グリーン」と呼び、それを「ローカルセンス」で磨き、都会の人たちを魅了する「モノ・コト・トキ」を創造しています。
ノルディスク×いなべ市、包括協定の背景
ノルディスク社といなべ市は、2019年に同市で行われたユーザーイベントの開催を皮切りに、市の魅力を発信するなど交流を深めてきました。また、ノルディスクが発信する「Hygge(ヒュッゲ)」は、いなべ市が提唱する「 GCI -グリーンクリエイティブいなべ 」と通ずるものがあります。
プロジェクト実施にあたり、2019年春頃にノルディスクのCEOエリック氏、ノルディスクジャパンCEO鷲崎氏がいなべ市に視察に訪れ宇賀渓の豊かな自然環境による”HYGGE”の可能性を強く捉え、SDGsの観点と融合させたインスピレーションを得ました。そして両者が協力することで積極的にいなべ市およびHyggeの魅力を発信して行く事になりました。
官民共同のグローバルプロジェクト
建設されるアウトドアフィールドは、ノルディスクといなべ市の共同推進に加え、デンマークを拠点とする建築会社「TREDJE NATUR(サードネイチャー)」と、日本を拠点とするエンジニアリング会社「Structured Environment(ストラクチャード エンバイロメント)」がサステナビリティアドバイザーの「Henrik-Innovation(ヘンリック イノベーション)」に加え、デンマーク大使館と提携する、国官民の隔たりを超えて共創するグローバルなプロジェクトとなります。
「宇賀渓キャンプ場」をリニューアル
計画地は、いなべ市内にある「宇賀渓キャンプ場」。竜ケ岳のふもとに広がる鈴鹿国定公園の雄大な自然に包まれている一方、ヒュッテやバンガローの老朽化が課題になっていました。2020年夏にも着工し、2021年6月ごろのリニューアルオープンを目指す予定です。
日本初となる”Hygge”をテーマにしたアウトドアフィールドは、「宇賀渓の自然でHYGGEを描く」をコンセプトに、いなべ市内の観光資源である豊富な自然を活かし、ノルディスクの得意とするHYGGEの世界観との調和による、かつてないグランピング施設を目指します。
宇賀渓(うがけい)の自然をそのまま満喫することができるキャンプエリアに加え、ノルディスクらしさを詰め込んだ常設テントのプライベートエリア、そして最高級のHYGGEを体感できるコテージなど、それぞれニーズに合わせたキャンプが楽しめる施設となります。また、いなべ市は「SDGs日本モデル」宣言に賛同していることから、サステナビリティにもこだわる施設を目指しています。
先進的な山村エリア × 海外アウトドアブランド= ハイセンスなグランピング施設。幻想的なアウトドアフィールド「Hygge Circle Ugakei by Nordisk」は、オープン後は大きな話題を呼びそうです。