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「難波宮跡公園Park-PFI事業」南北ブロック整備運営事業はNTT都市開発を中心とした企業グループに決定!



大阪市と大阪府は、公募していた難波宮跡公園(北部ブロック)及び難波宮跡(南部ブロック)の管理運営事業者に、NTT都市開発を中心とした企業グループを設置等予定者に選定したと発表しました。

2050年の難波宮跡遷都1400年に向け、Park-PFIを活用し、国指定史跡の「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用を図り、歴史魅力あふれる難波宮跡のイメージを体感できるよう、公園整備やぎわい創出を図る計画です。事業期間は、北部ブロックの公募対象公園施設の工事着手日から20年間(工事着手は2023年12月を予定)で、2025年春頃から北部ブロックの管理運営を開始する予定です。

【出展元】
難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業及び難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業 設置等予定者の決定について


今後のスケジュール

2023年 春:南部ブロック管理運営開始(魅力向上業務含む)
2023年冬頃:北部ブロックの工事着手
2024年度中:北部ブロックの工事完成
2025年春頃:北部ブロックの管理運営開始

 

 

難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクト



北部ブロックは、特定公園施設として「遺構表示」「芝生広場」を整備、公募対象公園施設として便益施設4棟(レストラン、カフェ、スイーツ店)を建設。駐車場、駐輪場を整備します。

 

 



また、魅力向上業務として、歴史ガイドツアー、エクササイズ、ワークショップ、伝統芸能特別公演、フードフェスなどを行うほか、公園活用を促す仕組みとして「難波宮サポーターズクラブ(なにさぽ)」を構築し、市民の主体的・持続的な参加を促します。

 

 

 



選定評議会の評価ですが、事業期間中を通して、事業を安定的に実施できる体制が構築されており、また具体性のある事業計画となっている事、駐車場を囲むよう平屋の建物を配置するなど、景観に配慮し眺望も考慮した計画となっている事、建物の出入り口を史跡エリア側に設けるなど、施設利用者を史跡へ誘導する工夫がされている事が、評価されました。

 

 

NTT西日本本社跡の開発とシナジーを発揮!



NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、NTT都市開発の3者は、旧・NTT西日本本社跡地「法円坂北特定街区」の再開発を進めており、シンガポールの高級ホテル「カペラホテルグループ」の新ブランド「パティナ」が進出する事が決まっています。

 

 

 


「法円坂北特定街区」西側の史跡指定地は、難波宮跡の遺構を表現した広場空間を整備し一般に開放されます。東側のB敷地には、大阪城天守閣を正面に臨むオープンスペースを屋上に整備。大阪城公園や難波宮跡公園に隣接する立地を活かして、2つの公園を繋ぐ緑地空間と、快適な歩行者空間を整備し、周辺施設への回遊性の向上をめざしています。

今回、発表された「難波宮跡公園Park-PFI事業」南北ブロック整備運営事業と、「法円坂北特定街区」を一体的に整備を行う事で、長い間更地のまま低利用状態が続いてきた馬場町の好立地が、憩いと賑わいを生み出す魅力的なエリアに生まれ変わる事になります。

 

シンガポール「カペラホテルグループ」の新ブランド『パティナ』が大阪城の南に進出!NTT西日本旧本社ビル跡に2025年春開業



 

 

これまでの経緯


大阪府と大阪市は、2050年の難波宮跡遷都1400年に向け、国指定の史跡「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用を図り、未来へと継承するために、歴史魅力あふれる難波宮跡のイメージを体感できるよう、公園整備や、難波宮跡全体を活用したにぎわい創出を目指しています。

今回、Park―PFI手法を活用して公園を整備する「難波宮跡公園北部ブロック整備運営事業者」および「南部ブロック管理運営事業者」を募集する公募型プロポーザルを2022年3月3日に公示しました。

公募設置等指針(募集要項)の配布及び募集期間は2022年3月3日から6月3日まで、7月下旬に事業者を決定し、南部ブロックは2023年春から事業開始、北部ブロックは2025年春から供用開始を見込みます。

 

【出展元】
→大阪市>難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業者及び難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業者を募集します

 

 

以前に行われた市場調査の結果



難波宮跡公園(北部ブロック)については、大阪市がマーケットサウンディングを実施し、民設民営の公園施設の整備に向けて民間事業者から提案を受け付けました。民間施設の整備では、飲食店、物販店、観光案内、情報発信施設、駐車場などの整備が、園地整備では園路、エントランス広場、芝生広場、植栽帯、水景施設などの整備が提案されていました。

難波宮跡公園(北部ブロック)の整備検討に向けたマーケットサウンディング結果
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/cmsfiles/contents/0000519/519500/result.pdf

 

 

物販、飲食 、観光案内、情報発信施設、駐車場
ICTを活用した情報発信や歴史体験
歴史博物館との連携
歴史・生態系の観察など、教育・環 境事業を展開
賑わい空間づくり、レンタルスペース
移動型レストラン、グッズレンタル
出張スポーツアクティビティ
日常的に行われる定期イベント、四季を感じられる大型イベント

 



北部ブロックの様子です。ここには旧:大阪放送会館がありましたが、新放送会館の完成後に大阪放送会館 2002年解体され、以降20年間も低利用状態が続いていました。

 

 


南部ブロックの様子です。難波宮には天皇の住まいであった内裏がおかれ、その周囲を外界と区別する回廊や門などがありましたが、現在はその遺構を見るにとどまっています。平城宮跡の様に、内裏などを復元して欲しい所ですが、平城宮の復元費用を見ると、数百億円程度の予算がかかるのは確実なので、現在の所は府市は及び腰の様子ですね。

 

 



天下の名城大阪城と、都が置かれた難波宮。本来であれば、とんでもない価値を持つチャンピオン級の観光コンテンツとなり得るはずですが、難波宮の知名度はメチャクチャ低くて、大阪に都があった事を知らない人が多いです。

今回、ようやく整備運営事業者の募集が始まったので、大阪城から続く緑の回廊が拡張される事を期待したいと思います。難波宮跡遷都1400年を迎える2050年頃には、難波宮の復元が完成している事を願っています。

 

9 COMMENTS

普通の犬

こんにちは。
大極殿の復元と、大阪城の伏見櫓はじめ、本丸の櫓群、京橋口など戦災で消失したものは一つづつ復元をしてただきたいです。

ゆくゆくは太閤時代の天守石垣は今の天守閣横の貯水池の下にそのまま残っているはずなので、発掘保存して、阪神高速を完全に地下化して大阪城公園と繋げてほしいです。

さんたん

個人的には難波宮よりも、空襲で焼失した大阪城の櫓と門を復元してほしいなと思います。

脈々

難波宮は、大阪のみならず日本の大切な歴史遺産なので、大極殿復元のためにクラウドファンディングも活用して、全国から寄付を募るべきです!
残りのお金は国が出せばいい。
山奥に誰も使わない道路を作る金があるなら、難波宮大極殿を復元した方がよっぽどいい。
世界からの観光客誘致など利益も生み出し、長期スパンでみれば、間違いなく価値の高い投資になります。

生駒府民

私はHNの様に生駒住みで、先日の安倍氏暗殺事件の起こった大和西大寺駅北口から、
15分ほど歩いた所の平城宮跡公園へも、自転車散歩に行く事があります
平城宮跡は感覚として大阪城公園ぐらいの広さで、それに比べ難波宮跡公園は、
かなり小規模で、更に南北に分断されています(高速道は地上という配慮はありますが)

大阪の都市格を上げる為には、元皇居、首都機能であった難波宮の、
大極殿と朱雀門の復元を強く願っています。まあ内裏のあった北側は狭く、
商業施設で綺麗に整備でも良いです。問題は南側です。朱雀門はもう公園の外側で、
これも難しい。公園内に復元しても良いですが。メインの大極殿復元だけは実現して欲しいですね
南側も「綺麗な商業施設(のみ)で整備したから良いでしょ」では済まないと思います

ガンマ

ある意味、このエリアは実は超一等地だと思います。
大阪城と高層ビルのコントラストはホント素晴らしい。

完成予想図には、東側に建てられる超高層ビルのホテルが描かれていませんね。
実際とはことなるイメージづくりをしているように思います。

南部ブロックに内裏などを復元を復元することは難しいとしても、サバンナに植わっているような樹木には、違和感を覚えます。

ぷんぷい

大化の改新は歴史の授業で教えてくれても、大化の改新がどこの都で行われたのかはスルー。
難波の宮はスルーです。

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