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KUMU 金沢宿泊記(パブリックスペース・オブジェ編)



KUMU金沢は、金沢市中心部のオフィス街がある百万石通り沿いにあるホテルで、築44年のオフィスビルをリノベーションして誕生しました。オフィスビルをコンバージョンして和のテイストを醸し出すデザイン性の高いホテルに仕上げたリノベーション案件は旅行者からも注目を集めています。

特集3回目は、パブリックスペース・オブジェ編です。館内各所に置かれたアート作品の数々は、それを見るだけでも価値があるものでした。

 

TEA TABLE(3F/5F)

館内2箇所(3・5階)には大きなティーテーブルが設けられています。炉が切られた大テーブルでコーヒーやお茶を煎れながら、セカンドリビング的な感覚でゆっくりとくつろぐ事ができます。スペースの片隅に置かれた、Harman KaedonBluetoothスピーカー「AURA STUDIO2」から静かな音楽が流れてきます。

 

 

テーブルの横にはミニキッチンがあります。

 

 

 

好みのお茶を飲むことが出来ました。

 

 

館内にあるアート作品の数々


1Fティーサロンの壁面にある田中義久氏と飯田竜太氏によるアーティスト・デュオのNerholによる作品

 

 

 

金沢美術工芸大学出身の工芸作家・木谷洋氏による茶釜と柄杓をモチーフにした作品

 

 

動物の骨を使って作られた「ニホンスイセン」という作品。彫刻家・橋本雅也氏が手がけました。

 

 

 

広島県生まれの高本敦基氏の作品は洗濯バサミを用いたインスタレーション。

 

 

 

ランドリールームの「The Fall」。この壁面は、この場で制作されました。

 

 

 

鈴木大拙に影響を受けたJ.Dサリンジャーをモチーフにした作品。湯川洋康氏と中安恵一氏が手掛けました。

 

 

 

 

京都府生まれの書道家、華雪氏による書。「牛」という書は、「十牛図」という禅の思想をモチーフにしたもの。金沢の工芸品である二俣和紙に書かれています。

 

 

エレベーターホール前に設置されたベンチ。アート作品と向かい合った配置で作品をジックリ鑑賞する事ができます。

 

 

 

オフィスビル時代の記憶

コンクリートむき出しの壁と階段

 

 

MEETING ROOM(7F)

8 名まで利用できる会議室です。小規模なプロジェクト合宿でのご利用や、プレゼンテーションなどに活用できます。(48 インチモニター完備 )。

 

 

ROOFTOP(7F)

ウッドデッキが敷かれた、金沢城公園を望む開放的な抜けのある屋上空間です。宿泊者の方々のリフレッシュ空間として利用できる他、朝ヨガや瞑想のワークショップ、野点茶会も定期的に開催予定です。

 

 

 

最後はルーフトップから見た百万石通りの様子です。KUMU 金沢は、洗練されたデザイン、居心地の良い客室、気持ちの良い水廻りが揃った素晴らしいホテルでした。


1 COMMENT

ぷんぷい

百万石通、バス2台しかいないのはコロナのせいでしょうか、、、
金沢は何度か観光で訪れていますが、この通りはいつも賑やかなのに、、、

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