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『プロロジスパーク茨木』は延べ床面積18.9万㎡の巨大マルチテナント型物流施設!


「プロロジスパーク茨木」は、大阪府茨木市彩都に所在する、近畿圏内陸部におけるプロロジス初のマルチテナント型物流施設で80,243.54㎡(約24,273坪)の広大な敷地に延床面積189,741.77㎡(約57,396坪)の規模を有する超巨大な物流施設です。プロロジスにとって国内最大規模の開発案件として20169月に竣工しました。

【出展元】
プロロジス、大阪府茨木市にて国内最大規模のマルチテナント型施設「プロロジスパーク茨木」の起工式を挙行

 

 



「プロロジスパーク茨木」6階建でで、2基(上り・下り専用)のランプウェイにより各階に大型トレーラーが直接乗り入れ接車することができる仕様となっています。各階のトラックバースは、45フィートコンテナトレーラーが停車し作業可能な奥行を確保。公道の通行に関する規制緩和の流れを受けた、プロロジスとして初めての取り組みでした。

従来のマルチテナント型施設は最大でも40フィートコンテナトレーラーへの対応が一般的で、45フィート対応の施設は極めて珍しいと言えます。

 

 


「プロロジスパーク茨木」の開発地は極めて良好な地盤に立地しており、構造は制震ブレースを採用しています。さらに、非常用電源を確保し、緊急地震速報システムや備蓄庫を設けるなど、プロロジス独自の設備で入居企業の事業継続をサポート。また、屋根面には約2メガワットの太陽光発電パネルを設置し、外壁の一部には壁面緑化を採用しました。全館LED照明、昼光制御、人感センサーや車両センサーなどを導入した最新鋭の省エネルギー施設は、CASBEESランク、BELS5つ星認証を取得しています。

 

 



「プロロジスパーク茨木」はその規格外の規模が竣工時から気になっていて、ビルブログの偉大な先輩で、陽は西から昇る! 関西のプロジェクト探訪を運営する@関西人さんが、以前に「彩都の物流センター群を見に行ってみたい!」と言われていた事を思い出して興味が湧いてきて今回取材してきました。

 

 


小高い丘の上に聳える「プロロジスパーク茨木」。現地を取材して、その規格外の大きさに本当に驚きました。

 

 


最後は少し離れた所から見た「プロロジスパーク茨木」の様子です。丘の上に見える巨大な建屋はまるで航空母艦の様に見えました。

 

 

施設概要



名称:プロロジスパーク茨木
所在地:大阪府茨木市彩都あかね2−1
階数:地上6階建て
構造:RC造、一部鉄骨造
主用途:マルチテナント型物流施設
敷地面積:80,243.54㎡(約24,273坪)
建築面積:32630.41㎡
延床面積:189,741.77㎡(約57,396坪)
建築主:プロロジス(茨木特定目的会社)
設計:清水建設
施工:清水建設
着工:2015年04月
竣工:2016年09月

 

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