大和ハウスの奈良工場の建替えが完成、全棟が本格稼働を開始！

大和ハウス工業は、2020年7月16日付けのニュースリリースで、同社の主力工場の1つである奈良工場の建替え事業について、全棟が完成し本格稼働を開始したと発表しました。

同工場は、1965年4月12日に稼働を開始。戦後のベビーブーム等による住宅の需要拡大を見据え、日本初のプレハブ住宅量産専門工場として運用し、全国に住宅部材を供給してきました。その後も工場内に住宅業界初の実物大家屋の全天候試験ができる環境試験室を設けるなどし、住宅商品の性能・品質向上に向けた総合的な試験を行なってきました。同工場建設から半世紀を経過し老朽化が進んでいたことから、2013年から約100億円を投じて建て替えを開始。このほど全棟の建替えが終わり次世代工場として生まれ変わりました。

【出展元】
→ダイワハウス＞日本初の住宅専門工場　奈良工場を建替えました

新工場は、延べ床面積は約8万4千平方メートルで、4つの工場で構成。建て替え前の生産品目は外壁パネルなど住宅部材だけでしたが、物流施設用などの建築部材も生産できるようになりました。次世代環境配慮型工場「D’s SMART FACTRY（ディーズ スマート ファクトリー）」の技術を採用し、防災性を向上。工場全体を丸ごとショールームとし、工場・事務所等の建設を検討している法人顧客への案内にも活用されます。