『大阪府曽根崎警察署』を現地で建て替え!施設老朽化及び浸水対策への課題に対応【2030年度完成予定】



西日本最大のターミナル駅である梅田を管轄する、大阪府曽根崎警察署が現地で建て替えられる事になりました!

大阪府都市整備部住宅建築局公共建築室は、2024年4月3日に「大阪府曾根崎警察署改築工事基本設計業務」の公募型プロポーザルで最優秀提案者に「安井建築設計事務所」を選定したと発表しました。

現:曾根崎警察署は地上11階、地下3階建て、敷地面積:約1740㎡、延床面積:約13477㎡で、1973年5月に竣工しました。

2013年・2014年度に耐震改修工事を実施しましたが、築後約50年が経過しており、施設の老朽化及び浸水対策の課題がある為、現地で建て替えられる事になりました。

【出典元】
→大阪府>大阪府曾根崎警察署改築工事基本設計業務 公募型プロポーザルの概要
→日刊建設工業新聞>大阪府/曾根崎警察署改築基本設計、安井建築設計事務所に

 



新庁舎は、SRC造又はRC造を想定。地上13階、地下2階建て、延床面積:約14397㎡。地下街には接続しません。

大阪府は庁舎整備で実施設計・施工一括(DB)方式を同警察署建て替えで初めて採用します。工期は約51カ月で、DB事業期間は約57カ月。設計期間は2025年3月10日まで、2026年度に現舎を撤去し新庁舎の建設に着工、2030年度の新庁舎完成を目指します。想定工事費は、約141億円(現庁舎の撤去工事費及び新庁舎の改築工事費一式)です。



曾根崎警察署の建て替えについては、阪急前交差点の南東角に位置するため、高層化による景観的なインパクトが大きい事から、10年以上前から期待されてました。

今回の発表によると、地上11階から地上13階建てになる事が明らかになり、高さや規模が若干高く・大きくなる程度で落ち着きました。非常に目立つ場所での再開発の為、デザイン面に期待したいと思いました。

計画概要



計画名:大阪府曾根崎警察署改築工事
所在地:大阪市北区曽根崎二丁目16番14号
交通:大阪メトロ「梅田」駅「東梅田」駅
構造:SRC造、又はRC造を想定
階数:地上13階、地下2階
高さ:
主用途:警察署
建築主:
設計者:安井建築設計事務所
施工者:未定
敷地面積:約1740㎡
延床面積:約14397㎡
着工:2026年04月
竣工:2030年12月
稼働:2031年04月