グランクロスタワー広島(エキシティ広島・EKICITY HIROSHIMA)は、広島駅南口Cブロック地区再開発事業により建設された、超高層タワーマンションと商業施設で構成された複合施設です。
建築主は広島駅南口Cブロック市街地再開発組合、設計は戸田建設とアール・アイ・エー、施工は戸田建設が担当し、2014年04月に着工、2016年12月に竣工、2017年04月にグランドオープンしました。公共施設管理者負担金を含む総事業費は約320億円です。
【出展元】→広島市>広島駅南口Cブロック市街地再開発事業
→RIA>広島駅南地区B・Cブロック
→建設工業新聞>広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業EKICITY
→広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
広島駅南口Cブロック地区は、広域交通ターミナルである広島駅に隣接した重要な位置にありますが、老朽建物が密集するなど、効率的な土地利用がなされていない状況でした。その為、組合施行による市街地再開発事業を実施し、建物の不燃化と土地の高度利用により、都市機能を更新するとともに、商業機能の集積及び都心居住の推進を図り、広島の陸の玄関にふさわしい地区に再生する計画が持ち上がりました。
これを受けて、1981年3月に広島駅表口周辺地区市街地再開発事業基本計画が立案され、この一帯をA.B.Cの3ブロックに分けて市街地再開発事業を計画、各ブロックでは地権者が中心となって市街地再開発組合が結成され、これらが事業主体となって再開発が行われました。
Bブロック:シティタワー広島(商業施設:BIG FRONTひろしま)2016年8月竣工
Cブロック:グランクロスタワー広島(商業施設:EKICITY HIROSHIMA)2017年1月竣工
雑居ビルが密集する計画地は、再開発により広島の陸の玄関にふさわしい、近代的な施設に生まれ変わりました。
高さ167.97mを誇る超高層ビル!
広島駅南口Cブロック地区再開発事業は、住宅棟と商業棟の2棟で構成されています。
住宅棟:グランクロスタワー広島地上46階、高さ167.97mを誇る超高層ビルで、売主はNIPPO、ミサワホーム中国、旭化成不動産レジデンスの3社。総戸数は473住戸(分譲353戸、非分譲12戸、賃貸108戸)です。
商業棟:エキシティ広島
地上11階建て、高さ51.85mで、エディオン蔦屋家電を核テナントに、飲食店、コンビニ、クリニックモール、フィットネスクラブが入居するしたショッピングモールとなっています。
シェラトングランドホテル広島から見た現地の様子です。
広島駅の屋上駐車場から見た様子です。縦横比が大きく、実数値以上に高く感じるビルです。
撮影ポイントを変えて、南西側から見た商業棟の様子です。
南西側から見たグランクロスタワー広島の様子です。
南東側から見たエキシティ広島の様子です。
南東側から見た、グランクロスタワー広島の様子です。
東側から見た様子です。基壇部はクリニックモールが入居しています。
最後は北東側から見た様子です。
計画概要
名称:グランクロスタワー広島(施設名称:エキシティ広島)
計画名称:広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
所在地:広島市南区松原町88番(地番)
交通:JR山陽本線「広島」駅、広島電鉄本線「広島駅電停」
階数:住宅棟:地上46階、搭屋1階、地下1階 商業棟:地上11階、搭屋1階、地下1階
高さ:住宅等:167.97m 商業棟:51.85m
構造:住宅棟:RC造、一部S造 商業棟:S造、SRC造、RC造
杭・基礎 :場所打ちコンクリート拡底杭、既成杭
主用途:住宅、商業施設、駐車場
総戸数:473戸(分譲353戸、非分譲12戸、賃貸108戸)、商業施設、駐車場
敷地面積:9,680.78㎡
建築面積:8,545.76㎡
延床面積:99,970.65㎡
建築主:広島駅南口Cブロック市街地再開発組合
設計者:戸田建設、アール・アイ・エー
施工者:戸田建設
着工:2014年04月
竣工:2016年12月 ※竣工式 2017年01月
開業:2017年04月 ※プレオープン 2017年02月
総事業費:約320億円(公共施設管理者負担金を含む)
完成予想のCGかと思ったら写真だったのでビックリ!
https://saitoshika-west.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/th_IMG_3164-scaled.jpg