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広島電鉄『駅前大橋ルート・循環ルート』2025年春に広島新駅ビル内部に高架で乗り入れ、都心まで4分短縮


広島電鉄は2019年3月27日に、広島市が2014年9月に策定した「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づき、「駅前大橋ルート」と「循環ルート」を整備すると発表しました!

広島駅から八丁堀・紙屋町方面を結ぶ現在のルートは、路面電車が地上走行であるため、車と信号による影響で、ラッシュ時に停留場に進入できない車両が行列をつくっている状況があります。また、路面電車の広島駅停留場への進入ルートが迂回しており、猿猴橋町回りで時間を要しています。

都心部からの所要時間が長いといった課題を踏まえ、再開発中の広島駅ビル内に新電停を整備し、同時に広島駅から稲荷町交差点へ直進する『駅前大橋ルート』を新たに整備、乗り換え利便性および定時性や速達性の向上を図る大規模な改良工事が始まりました。2020年度から工事へ着手し、2025年春の運行開始を目指して工事が進められています。

【出展元】
→国土交通省>広島電鉄株式会社からの軌道事業の特許申請(軌道延伸)事案
→広島市>広島駅南口広場の再整備等の完成イメージと事業費の見直しについて
→広島市>路面電車の循環ルートについて
(仮称)駅前大橋線軌道建設事業 環境影響評価書 要約書

広島ステーションシティ(仮称)広島新駅ビル建設工事の最新状況 22.12【2025年春開業】


広島新駅ビル内部に路面電車が乗り入れ!


「駅前大橋ルート」は、駅前大橋~広島駅間を高架で結び、広島駅ビルの2階に接着する形で広島駅電停を設置します。広島駅電停は4面4線となります。JR駅の橋上駅舎の改札口がある2階に電停を設置、乗り換え移動距離は、現在の140m⇒78mに、約60m短縮。移動時間は144秒⇒70秒になり、約1分短縮されます。

 

 


新駅ビル内部に設けられる広島駅電停の完成イメージです。吹き抜けの大空間に発着する新型車両群は、従来の路面電車のイメージを打ち破るものです。

 

都心への所要時間を短縮


『駅前大橋ルート』の整備により都心への所要時間が短縮されます。広島駅~稲荷町間の所要時間は、現在の6.5分⇒2.5分となり、4分短縮します。また、広島駅~比治山下間は、9分が4.5分となり、4分半の短縮を見込んでいます。これにより、広島駅でJR線から路面電車に乗り換えて都心に向かう場合、乗車時間と乗り換え時間の短縮を合わせて、合計約5分短縮されます。

 


新ルート整備に合わせて、広島駅から的場町に至る現ルートは廃止されます。さらに的場交差点に循環線用軌道を新設し、本線〜皆実線〜宇品線を巡る循環ルートの新系統を設定します。

 


広島新駅ビルへのアプローチ部

『駅前大橋ルート・循環ルート』の総事業費は約109億円で、インフラ部の約83億円は国と自治体が負担。インフラ外部は約26億円で、国と自治体が6分の1ずつを負担し、広島電鉄が3分の2を負担します。広島駅電停の乗降客数は、整備前:29,953人⇒整備後:32,405人、2405人の増加を見込んでいます。

 

2022年12月の様子


現地の様子です。建設中の広島新駅ビルの真ん中に『広島駅電停』が設置されます。

 




上からみるとこんな感じです。橋上駅舎の南端から、路面電車に直接アクセスできる様になります。

 

 

 


北側から見た様子です。

 


『駅前大橋ルート』をアップで見た様子です。

 


この区間を最新型の低床車が行き交う事になります。

 

 


一気に撮影ポイントを変えて、駅前大橋の上から見た様子です。

 

 


新駅ビルに一直線で進入して行く様子が想像出来ますね。

 


反対側の様子です。

 

 


建設工事が進む、広島電鉄『駅前大橋ルート・循環ルート』。現在の電停を飛び越えてビル内部に乗り入れる日が本当に楽しみですね!

 

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