MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島は、老朽化した旧広島市民球場に代わる施設として、貨物ヤード跡地に建設された新球場で2009年4月にオープンしました。この新球場の正式名称は広島市民球場ですが、ネーミングライツ(施設命名権)を取得したマツダによりMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島の名称が与えられました。
【スペック】
名称:MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島市民球場)
敷地面積 50,472.42m2
建築面積 22,964.48m2
延床面積 39,524.01m2
フィールド面積 12,710 m²
左翼 :101 m
中堅 :122 m
右翼 :100 m
総収容人員:33,000人
建設費 約110億円
竣工:2009年3月
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島は試合開催日以外にも、特定日(最近のスケジュールだと大体、木・日曜日)にコンコースが開放されており気軽にスタジアムを見学する事が出来ます。
観客席はカープらしく赤色に統一されいて壮観な眺めでした。
選手に優しい天然芝、特徴的な左右非対称の造り、プレーヤーと観客との距離を縮める様に設計された狭いファウルグラウンドなど観客とプレーヤーの双方に配慮しゲームを楽しむ為に設計された意欲的な球場です。
Zoom-Zoom スタジアムで特に目を引くのがこの「パフォーマンスシート」。鳴り物装備の私設応援団や熱烈なファン向け特設スタンドになっています。
スコアボードとパフォーマンスシートを絡めて。この写真を見ると、パフォーマンスシートはかなりの高さがある事が解ります。
スコアボードです。イマドキの球場らしく、ハイビジョン対応の巨大なアストロビジョンが設置されていました。ちなみにこのビジョンはパナソニック製だそうです。
球場を見学しているとランニングを行っている方が数名いました。カープの選手でしょうか?
コンコースの様子です。通路幅に余裕があり広々としています。壁面にはマツダの歴史が描かれたパネルが多数取り付けられていました。
最後は別の角度から引き気味のアングルで球場全体をパチリ。MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島。かなりコストを抑えて建設されたと伝え聴きますが、観客とプレーヤーの事をよく考えた造り、こまやかな工夫に感心する事しきりで、全体の デザインの良さもあり、それを全く感じさせない本当に立派な球場でした。これから行われる球場周辺の整備計画も楽しみですね。
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