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【竣工済】広島二葉の里プロジェクト5街区(広島テレビ新本社ビル、グラノード広島、エネコム広島ビル)の状況 22.12


広島二葉の里プロジェクトは、JR広島駅新幹線口の北側に広がる「二葉の里」エリアに、中四国最大の広域交通ターミナル機能を活かし、多様な都市機能を高次に集積させる再開発計画です。UR都市機構が201012月より土地区画整理事業を行い、全13.8ha5区画に分けて開発を進めてきました。同プロジェクトは、中四国の発展を牽引する、複合的なビジネス拠点の創造を目指す未来型都市の誕生に、大きな期待が寄せられています。

【出展元】
広島市東区二葉の里5街区で開発する複合施設「GRANODE(グラノード)広島」に名称決定
→広島市>二葉の里地区のまちづくり
広島テレビ放送新社屋における設備計画
エキキタまちづくり会議
→竹中工務店>エネコム広島ビル

 


広島二葉の里プロジェクトの配置図

広島二葉の里プロジェクト5街区

 



今回ご紹介する「広島二葉の里プロジェクト5街区」の敷地面積は14,823.25㎡で、国有地の一般競争入札が行われ、2014年5月に、「大和ハウス工業、広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ」の3社グループが「広島の玄関口にふさわしい街づくり」をテーマに提案した結果、62億3000万円で共同落札しました。

 


その後、3社は土地を分割して所有し、連携・協力しながら開発がスタート。2016年12月にエネコムのデータ通信棟『EneWings 広島データセンター』が開業、2018年3月には広島テレビ新本社ビル(メディア棟)が竣工(9月23日完全移転完了)2019329日に大和ハウス工業の複合施設『GRANODE広島(グラノード広島)』が竣工し、4月に開業しました。

 


二葉の里地区はJR広島駅新幹線口とペデストリアンデッキで接続し軽快なビジネスフットワークを実現。2017年には広島駅を南北に結ぶ自由通路が開通し、広島都心の紙屋町・ 八丁堀地区とのアクセスがスムースなり、 オフィスや商業施設・ホテルなどが整備され、新たなビジネス拠点が生まれつつあります。

 

広島テレビ放送新社屋


広島テレビ放送新社屋は、JR広島駅北側の再開発エリア「広島二葉の里地区」に移転新築された新社屋です。地上11階、高さ58.98m、延床面積19,769㎡の規模で、 1~3階に「広島コンベンションホール」が設けられました。設計・施工は大和ハウス工業が担当、 2018年3月に竣工し、同9月に完全移転を果たしました。広島テレビ放送は、日本テレビ系列の基幹局であり広島県内全域と周辺の約150万世帯・380万人にテレビ放送を行っています。

 



名称:広島テレビ放送新社屋
所在地:広島県広島市東区二葉の里三丁目54
交通:JR広島駅 徒歩約4分
構造:鉄骨造(基礎免震)
階数:地上10階(建基法11階)、塔屋1階
高さ:58.98m
主用途:テレビ局本社(テレビスタジオ,オフィス)、コンベンションホール
敷地面積:5,098.48㎡
建築面積:2,925.80
延床面積:18,946.02㎡
建築主:広島テレビ放送
設計者:大和ハウス工業
施工者:大和ハウス工業
着工:201609
竣工:2018年03月
開業:2018年09月

 


メインエントランス付近の様子です。広々としたピロティが設けられています。

 


南側から見上げた様子です。

 


グラノード広島(左)と広島テレビ放送新社屋(右)の並びです。グラノード広島は大和ハウス工業が開発したオフィス・ホテルで構成された複合ビルです。

 


グラノード広島と広島テレビ放送新社屋の間には、イベント会場に使えるオープンスペースが設けられました。

イベント広場『エキキターレ』



広島テレビ放送新社屋とグラノード広島の間には、イベント広場として利用できる『エキキターレ』が2019年4月にオープンしました。幅20m、長さ100mの「通り」は公的空間となっている民有地ですが、広島市から『エキキタまちづくり会議』が利活用に関する認定を受け、広く多様なイベントが開催できるように実証実験が行われています。

また、公募で選ばれた『エキキターレ』という名前は、エキキタの広場に多くの人に来てほしいという願いを「来たれ(キタレ)」と呼びかけることで表現しています。広島駅から徒歩で5分という利便性を生かし、エキキタに新たな賑わいを創出するエリアを目指しています。

 

 


広島テレビ放送新社屋を南西側から見上げた様子です。

 

GRANODE広島(グラノード広島)



 

GRANODE広島(グラノード広島)は、大和ハウス工業が広島二葉の里地区に建設した、地上20階、地下2階、高さ90.75m、延床面積:約5万㎡の複合ビルです。 1~2階に商業施設、3~11階にオフィス、13~20階に「ダイワロイネットホテル広島駅前」(197室)が入居しています。

 


名称:GRANODE(グラノード)広島
所在地:広島県広島市東区二葉の里三丁目5番7号
交通:山陽本線 広島駅 徒歩4分
階数:地上20階、地下2階
高さ:90.75m
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造(耐震構造)
杭・基礎 :
主用途:地下:駐車場、1~2階:店舗、3階~11階:オフィス、13~20階:ホテル
敷地面積:6,339.23㎡
建築面積:3,209.13㎡
延床面積:49,709.62㎡
建築主:大和ハウス工業
基本設計・監修:安井建築設計事務所
設計者:フジタ
施工者:フジタ
着工:2016年10月
竣工:201903
開業:201904


 

 


3~11階に展開する賃貸オフィスは、1フロア当たりの面積が2,200㎡、総面積は19,330㎡で中国・四国地方最大の規模となります。設備は、1フロア8ブロックで冷暖房を切り替えることができ、48エリアで温度調整可能なインテリジェント空調を採用しています。

 

 


1320階には、大和ハウスグループのダイワロイヤルが運営する「ダイワロイネットホテル広島駅前」(客室数197室)が入居しました。全室浴室・トイレ別で客室面積は20㎡以上を確保。20階にはフィットネスルームを併設しています。

 


西側からGRANODE広島(グラノード広島)見た様子です。延床面積が約5万㎡ほどあるので、なかなかの存在感です。

 


北東側から見た様子です。

 


北側から見た様子です。

 

エネコム広島ビル(EneWings広島データセンター)


エネコム広島ビル(EneWings広島データセンター)は、インターネットサービスなど情報通信事業を展開する「エネルギア・コミュニケーションズ(略称:エネコム)」が建設したICTセンターです。地上10階、高さ57.00m、建築面積:1,474.11㎡、延床面積:13,033.69㎡で、2016年12月にサービスを開始しました。

エネコム広島ビルは、情報を守るための高い信頼性と機能性、万全のセキュリティを備え、災害対策拠点としても機能する施設です。外観は、ICTセンターの先進性と求められる信頼感のイメージをシンプルでモノトーンな壁面構成で表現しています。沿道の連続した植栽など、開発が進む周辺街区と連続した景観形成にも配慮した計画となりました。

 


名称:エネコム広島ビル(EneWings広島データセンター)
所在地:広島市東区二葉の里三丁目8番6
交通:山陽本線 広島駅 徒歩4分
階数:地上10階、地下0階
高さ:57.00m
構造:鉄骨造(免震構造)
杭・基礎 :
主用途:データセンター、オフィス
敷地面積:3,386.06㎡
建築面積:1,474.11㎡
延床面積:13,033.69㎡
建築主:エネルギア・コミュニケーションズ
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
着工:2015年04月
竣工:201607
開業:201612


 



最後は広島駅周辺に林立する高層ビルの様子です。広島二葉の里プロジェクト5街区を含めて、10年前に比べると本当に様変わりしていて驚きました。この辺りは高さ90mと60mほどのビルで高さが揃っており全体な統一感がある街並みとなっています。

 



ちなみに、広島二葉の里5街区の開発が終わりましたが、JR西日本が所有する東側の一等地は未開発のままです。同社は新駅ビル計画を進めているので、駅ビル開発が一段落した後に動き出すかもしれませんね。

1 COMMENT

@

旧JR西日本広島支所跡地のすぐ裏にあるJR広島病院の場所にJR広島病院と広島県立病院と中電病院を統合させた新病院構想の話も進んでいます。
1,000室規模の病院が広島駅のすぐ近くに本当に完成すればかなりの集客?効果(おそらく年間100万人の利用が見込める)がある施設が完成するので周辺の商業施設に大きな影響を与える施設になると思います。

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