西武・プリンスホテルズワールドワイドは、2024年6月5日付けのニュースリリースで、運営する「グランドプリンスホテル大阪ベイ」のほぼ全室となる414室のリニューアルを実施すると発表しました!同ホテルの大規模リニューアルは、旧ハイアットリージェンシー時代を含めて初※となります。大阪・関西万博の開催を見据え、2024年9月13日(金)より順次オープンする予定です。※同建物に入居する星野リゾート「リゾナーレ大阪」部分を除く
【出典元】→大阪・関西万博、アジア・大洋州地域でトップクラスのMICE 都市をめざす「これからの大阪」を見据えて客室をリニューアル
「グランドプリンスホテル」ブランドのホテルが大阪咲洲にオープン!現・ハイアットリージェンシー大阪をリブランド 【2023年7月開業予定】
今回にリニューアルでは、プレジデンシャルスイート、タタミスイートを除く414の客室の改装を実施。客室棟フロア(廊下、エレベーターホール)をリニューアル。客室は、海辺のアーバンリゾートを感じさせる内装にリニューアル。港街である住之江の船の文化、歴史からインスピレーションを受けたデザインを採用。海、空、風などの自然の流れをイメージしたアートワークなど、海辺のアーバンリゾートを感じさせる仕様に一新されます。
40㎡、80㎡の客室にはソファベッドを導入。3名利用が可能となる客室を増やすことで、ホテル全体の収容可能人数を約130名分増加させ、MICEやインバウンドグループなど大型案件の受け入れを可能にします。
ハリウッドツインを可能にすることで、さまざまなニーズに対応。全体的な客室デザインは最近のラグジュアリーホテルの流行りを取り入れた上質なものです。これまでの古めかしい客室から30年分ワープした様な変わりようです。
窓からの景色を解説するARを使ったWebサービスを提供。国内外の宿泊者が客室の景色から、多言語での街情報に手軽にアクセスできるAR技術を通じて、大阪の街と繋がる体験を提供します。
来年の大阪・関西万博を控え、2025年にはインバウンド需要がコロナ前の水準以上に回復が見込まれる事や、大阪IRの開業が予定されるなど、大阪のホテル市場は拡大が見込まれます。また、大阪府・市は「アジア・大洋州地域でトップクラスのMICE 都市をめざす」MICE戦略を打ち出しており、2025年度を目標年次とし、世界30位以内、アジア・大洋州地域10位以内という目標数値を設定ています。
これらのプロジェクトの推進により、大阪のホテル市場は活況を呈しており多くのプレーヤーが大阪都心部への投資を続けています。今回の『グランドプリンスホテル大阪ベイ』の全館リニューアルは、相次ぐ新規ホテルの開業と、既存ホテルのリニューアルが行われる中、競争力を高めてライバルに伍していく狙いがあります。