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淀屋橋ステーションワンが一部開業、現地の様子を速攻レポート!駅直結・高さ150mの新ランドマークが大阪ビジネス街を刷新


2025年6月23日、大阪・淀屋橋駅に直結する複合ビル「淀屋橋ステーションワン」が一部商業ゾーンを先行開業しました。地上30階・地下3階、約150mの高さを誇るこのビルは、旧「日土地淀屋橋ビル」と「京阪御堂筋ビル」の建て替え事業として、中央日本土地建物と京阪ホールディングスが共同開発を進めた都市再生プロジェクトの中核です。

4階から29階はオフィスフロアで、すでに企業の入居が始まっており、地下1階・1階・3階の商業ゾーンには全体で約20店舗が出店予定。今回オープンしたのは以下の5店舗です。


【商業ゾーン 第1弾オープン店舗(2025年6月23日)】


店舗名 特徴・出店情報 営業時間(通常) 備考
猿田彦珈琲 東京・恵比寿発、京阪沿線初出店 6:30〜22:30(L.O.) 大阪限定ブレンド提供
THE CITY BAKERY ニューヨーク発、梅田に次ぐ関西2号店 7:30〜20:00(土日祝〜19:00) サンドイッチなど軽食充実
CHOPPED SALAD DAY 関西初出店のサラダ専門店 10:00〜21:00(L.O.20:30) ヘルシー志向ランチに対応
森のおはぎ と キツネイロ 豊中と伊丹の人気和菓子店コラボ 11:00〜19:00 手土産需要に対応、一部完売も
セブンイレブン 駅直結の利便性を活かした日常利用型店舗 店舗により異なる 地下1階・改札付近

駅から続く地下通路もリニューアルされ、レトロ建築が並ぶ淀屋橋の街並みに溶け込むデザインが採用されています。これにより、御堂筋の玄関口としての回遊性と利便性が大きく向上しました。

今後、商業ゾーンは第2・第3弾として秋にかけて順次拡充され、以下のような話題の店舗が登場予定です。


【今後開業予定の店舗(2025年夏〜秋)】


店舗名 特徴・出店情報 開業時期(予定) 出店形態・備考
THE LAKOTA HOUSE 革靴ブランド・オールデンを扱う専門店 2025年夏 採寸・修理対応のスペシャリティストア
カヌレ堂 CANELÉ du JAPON 日本の素材と四季を映した「和のカヌレ」 2025年秋 京阪沿線初出店
Trading Post SALON 靴セレクト店トレーディングポストの新業態 2025年秋 上質な装いを提案する新ブランド展開
YANUK(ヤヌーク) LA発、日本人向けに最適化されたデニムブランド 2025年秋 京阪沿線初出店
La Confiance by Paris Miki 高機能・高デザインの眼鏡セレクトショップ 2025年秋 関西初出店
淀屋橋スカイテラス(参考) 展望・レストラン・イベントスペース(結婚式対応) 2025年秋 30階に整備予定

オフィス、飲食、展望、交流を備えた複合機能により、「淀屋橋ステーションワン」はビジネス一辺倒だった淀屋橋の街に新たなにぎわいと彩りをもたらします。エリア最高層のこの施設が、淀屋橋の都市ブランドを再定義する起点となることが期待されます。

オープン初日の様子

現地の様子です。淀屋橋ステーションワンの商業施設が一部開業したとのニュースを見て、仕事帰りに取材してきました!

商業施設が入る低層部の様子です。ライトアップされた基壇部がメチャクチャいい感じです!

新ビルは、御堂筋の景観ガイドラインに準拠して歩道から4mセットバック。これまでよりも相当広くなりました。

淀屋橋駅と直結する地下エントランス

それでは、新ビルの内部を見て行きましょう!こちらは淀屋橋駅と直結する地下エントランス付近の様子です。既存駅の低い天井に合わせていますが、圧迫感を軽減するための工夫が見て取れます。

地下エントランスの左側には「猿田彦珈琲」がオープンしました。フルーティーなスペシャルティ・コーヒーが楽しめる本格派です。

うおおお!これは凄い!淀屋橋駅の地下コンコースと同じレベルから地上〜2階まで吹き抜けになった大空間。本当に広々としています。

反対側から見た様子です。

吹き抜け空間のシンボルとなるのが、メタリックなエスカレーター。これはカッコいい。

地下階から御堂筋側を見た様子です。1階、2階の大きな窓ガラスから自然光が降り注ぐ構造となっています。

CHOPPED SALAD DAY 関西初出店のサラダ専門店。

豊中と伊丹の人気和菓子店コラボ「森のおはぎ と キツネイロ」。

全ビルオタが期待してる、30階の淀屋橋スカイテラスは今秋オープン予定です。

1階の様子

1フロア上がって1階の様子を見ていきます。こちらはビルの北西側に設けられたコリドーの様子です。柱越しに見える超高層郡が都会的です。

1階から見た地下エントランス広場の様子です。

新しいビルを見て久々に痺れる感覚になりました。これはカッコ良すぎる・・。

1階から見た御堂筋側の様子です。最も人の出入りが多い地下1階をメインエントランスに据えて、1階はあえて吹き抜け空間に使うという大胆な設計が素晴らしい。

反対側から見たエントランス広場の様子です。

1階の奥(南側)にはシティベーカリーが出店しました。

さらにもう1階上がって、こちらは2階の様子です。

高層階に向かうエレベーターが設置されたEVホールの様子です。

2階には広大な無料休憩スペースが設置されていました。

休憩スペースの様子です。御堂筋側に高級そうなソファーが置かれた、メチャクチャ贅沢な作りです。

数日もすれば、周辺ワーカーの憩いの場として認知されると思います。

2階の奥にはセブンイレブンがありました。

2階から見たコリドーの様子です。

最後は2階の北西側の窓から見た中之島方面の眺めです。

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