阪急電鉄は、同社神戸線の西宮北口駅今津行きホームの東側で、2018年秋の開業を目途に (仮称)西宮北口阪急ビルの建設を進めています。このビルは西宮北口駅にふさわしい施設として、教育系を中心としたテナントの誘致が行われ、関西学院大学の入居が決定しました。 関西学院大学は2019年04月に新キャンパスを開設し、専門職大学院である司法研究科 (ロースクール)などをこのビルに移転する予定です。 西宮北口駅周辺には、兵庫県立芸術文化センターや甲南大学西宮キャンパスがあり、今回の入 居により同エリアの文教地区としての魅力がますます高まると期待されています。
【出典元】→「(仮称)西宮北口阪急ビル」に関西学院大学が入居
→2018年秋開業「(仮称)西宮北口阪急ビル」を建設します
※読者の方から情報を頂きました、ありがとうございました!

計画地はこちらです。西宮北口駅(東改札口)から阪急西宮ガーデンズへとつながる現在の連絡デッキが、西宮北口阪急ビルの3階を通り抜ける“コンコース”に生まれ変わります。上部を2層の吹き抜けにすることで、開放感のある印象的な空間を創出。またコンコースに面した店舗には、カフェなどを中心に配置しにぎわいのある商業環境が演出されます。

(仮称)西宮北口阪急ビル」の概要
計画地:兵庫県西宮市高松町537他の各一部(地番)
開発面積 :2,965.38㎡
構造:鉄骨造(地下部:鉄筋コンクリート造)
階数:地上10階、地下1階
高さ:43.60m
延床面積:約11,600㎡
施設構成 :
5~10 階 教育系を中心としたサービス施設 (7~10 階に関西学院大学が入居決定)
1~4 階 飲食・物販、金融機関などの店舗
設計監理:(株)松田平田設計 施 工 建 築 工 事:(株)奥村組
工事期間:2016年8月1日着工~2018年秋(予定)

西宮北口阪急ビルの3階を通り抜ける“コンコース”の完成イメージです。吹き抜け空間が気持ち良さそうですね。

「(仮称)西宮北口阪急ビル」は小規模なビルですが、多くの人が訪れる西宮ガーデンズへの表参道として整備され、3階の吹き抜け通路は来訪者に良いイメージを与える事になります。小さな取り組みなのですが、こういった取り組みが積み重なり「阪急ブランド」のイメージが醸成されて行くんだな、と思いました。


