三井不動産は2019年2月7日付のニュースリリースで、同社が京都市中京区で計画している「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」の施設計画概要を発表しました。このホテルは三井グループ直営のフラッグシップ・ホテルの位置づけられており2020年夏の開業を予定。計画地は、二条城の東側・堀川通りに面した約7,000m2超の敷地で、三井総領家(北家)の居宅がった三井グループゆかりの地で2015年に三井不動産が取得しました。
【出展元】
→京都・二条城至近の三井家ゆかりの地に ラグジュアリーホテルが誕生
開発にあたって「受け継がれてきた遺構」を新築ホテルのエントランスや庭園の景石等として活用する計画で、栗生総合計画事務所の栗生明氏やプレイスメディアの宮城俊作氏、AFSOのアンドレ・フー氏、STRICKLANDの赤尾洋平氏など、現代の建築・デザイン界を代表する国内外のトッププレーヤーによる京都の伝統文化・精神性を取り入れた施設デザインが採用されます。
総客室161室で、平均50㎡超の広さを確保。約210㎡のプレジデンシャル・スイートルームを含む多彩な部屋タイプが用意されます。また、三井総領家時代に存在した回遊式庭園のコンセプトを踏襲しつつ、現在のデザインと技術を用いて庭園と水盤からなる、約1,300m2を超える空間が新たに設けられます。
<ロジェクトの特長>
各観光地へのアクセスが便利な京都市の中心エリア、二条城前に立地
三井家ゆかりの地に、歴史性と先進性を兼ね備えたデザイン空間を創出
現代の建築・デザイン界を代表する国内外のトッププレーヤーが参画
ラグジュアリーホテルでのマネジメント経験豊富な楠井学氏が総支配人に就任
計画名称 | (仮称)京都二条ホテルプロジェクト |
所在地 | 京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284他 |
敷地面積 | 7,459.86m2(2,256.60坪) |
交通(アクセス) | 地下鉄東西線「二条城前」駅徒歩3分 |
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅徒歩10分 | |
延床面積 | 18,987.32m2(5,743.66坪) |
構造・規模 | 鉄骨造 ・ 地下1階 地上4階 |
着工 | 2018年3月 |
開業 | 2020年夏(予定) |
設計・施工 | 清水建設株式会社 |
客室数 | 161室 |
付帯施設 | レストラン2、バー、スパ、フィットネスジムなど |