「平城宮いざない館」は国営平城宮跡歴史公園に整備された朱雀門ひろば内に建つガイダンス施設です。奈良時代を今に感じる「特別な場所」である平城宮跡歴史公園の意義とすばらしさを伝え、往時の面影を残す公園や寺社へいざなう役割を担っています。
【公式サイト】
→平城宮史跡公園
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) 夏期 6月~9月10:00~18:30(入館は18:00まで) |
休館日 | 2月・4月・7月・11月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/1 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | あり(交通ターミナル) |
連絡先 | 平城宮跡管理センター 0742-36-8780 |
所在地 | 奈良市二条大路南3-5-1 |
『平城宮いざない館』がある朱雀門ひろば付近のMAPです。復元された朱雀門、観光交流施設「天平うまし館・天平みつき館・天平みはらし館・天平つどい館」などが集まっています。
この施設は、現地では見えにくい平城宮跡の特別性を空間化・体験化し印象づけることでフィールドへいざなう、入場無料の展示施設です。
平城宮跡は首都だった平城京のまさに「中心」なのですが、史跡が「あまりに広大すぎる」事や、当時の建物が残っていない事から、現地は広大は原っぱにしか見えませんでした。近年、平城宮跡の朱雀門や大極殿が復元され「見える化」が進んでいますが、『平城宮いざない館』を見る事で、より「この場所の特別さ」を実感する事ができます。
平城宮いざない館の展示ゾーンは大きく3つに別れており、現在の公園を案内する「平城宮跡のいま」、往時の平城宮のいとなみを知り、体験する「平城宮のようす」、遺物より往時の平城宮・京を読み解く「時をこえて」の3部構成となっています。
※この施設は展示などの写真撮影が可能です。
「平城宮のようす」。平城宮一日絵巻などの展示によって当時の状況をわかりやすく解説しています。
精巧な平城宮の模型は見応えがあります。
大極殿前の広場は国家的な儀式が行われた特別な空間でした。大型模型を見ているとイメージがつかみやすいです。
平城宮の第一次大極殿の構造を5分の1サイズで復原した精巧な模型。
木樋や瓦、土器なと当時の生活に関連した出土品が展示されています。
建物自体も美しく見どころがあります。この施設が入場無料で開放されているのは結構驚きです。
最後は朱雀門の周辺に整備された「朱雀門ひろば」の様子です。
平城宮跡は世界遺産奈良の文化財で「首都の跡地」という特別な場所です。他の都道府県からすると喉から手が出るほどの超一級品の史跡なので、もっとPRして全国の皆さんに知ってもらいたい・・・。
やっぱり上方の史跡は東京にはない大きな強みやなぁ~。
大阪なんて、奈良や京都よりも恐ろしく古い、神武東征とかの神話に出てくるような場所やのにね。
もっとアピールでけへんかな。
ここ、無料なのですか。一回くらいは行ってみようかな(^。^)