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「強羅花壇」が京都市九条⼭浄⽔場跡地に新ホテルを開発!現地の最新状況 22.05【2026年春開業】



京都市上下水道局は、旧九条山浄水場跡地有効活用事業者選定の「公募型プロポーザル」を実施し、3者から提案書の提出があり、高級旅館の整備・運営を提案した『強羅花壇』を優先交渉権者に特定し、2022年2月22日に売買契約を締結しました!

強羅花壇は、1952年創業の神奈川県箱根町にある旅館(強羅花壇)等を運営する宿泊施設の開発・運営会社です。同社の提案内容は、約1.1万㎡の広大な敷地に32室のみの贅沢な客室構成とし、洗練された運営に基づく豊かな「空間」を創出する宿泊施設を開発する、というものでした。

【出展元】
旧九条山浄水場跡地の活用に係る売買契約の締結について
旧九条山浄水場跡地の活用に係る優先交渉権者について

 

隣接地をあわせて売却!開発面積は約1.42万㎡に拡大



売却先は、強羅花壇が新たに設立した会社『旧九条山浄水場跡地活用特定目的会社』。公募対象地(11,139.46㎡)の希望売却額は15億円でしたが、強羅花壇側が隣接地3,075.81㎡)を公募対象地と同じ単価で購入たい旨を市に提案し、セットで売却されました。契約金額は約19.1億円で、2つの敷地を合わせると合計14,215.27㎡の広さとなります。

・公募対象地 山科区日ノ岡夷谷町17番66 ほか 1,500,000,000円(11,139.46㎡)
・隣接地            山科区日ノ岡夷谷町17221 ほか    414,176,271円(3,075.81㎡)

 

合計:14215.27㎡

 

新・旧パースの比較



初期の完成予想パース(上)と、最新パース(下)の比較です。開発用地に隣接地が加わった事で客室棟の南側に新たな建物が追記されています。

 

新ホテルの開発方針


新ホテルはウェスティン都ホテル京都の直ぐ近くで、斜面地になじませた配置とし、全ての客室から京都盆地の眺望を確保しながらも、建物の高さを低く抑え周辺の建物の眺望を妨げないように計画し、周辺の自然景観との調和を図ります。

建物外観は、緩やかな勾配をもつ寄棟屋根の連続を東山の景観になじむように配慮。施設の顔となるエントランスゲートには切妻屋根と面格子をもつ「門」をランドマークになるように配し,シルエットが岡崎地区の文化的景観と一体となる構成とします。

 

 


出展:強羅花壇 客室イメージ 

客室は全室に京都市街を一望できる屋外展望テラス、展望露天風呂等を備え、館内にはプール・フィットネスジム・エステサロン・温泉大浴場等を設けます。建物共用部の内装及びインテリアには、京指物・京表具・西陣織をはじめとする京の染色を用いた壁紙、」京都の伝統産業品である京銘竹や和紙を採用し日本の伝統文化「和」を伝承します。

歴史と文化の体現として、旧御所水道関連施設である「沈でん池」2基をそれぞれレセプションロビー及びプールとして保存活用、「着水井」はアクセス階段及び眺望テラスとして保存活用されいます。

 

計画概要

計画地は、京都市山科区日ノ岡夷谷町17ノ66他。面積は11008.81㎡、用途地域は第二種住居地域で、風致地区は第二種風致地区に該当。建ぺい率60%、容積率200%。市は全ての既存施設を譲渡し、必要に応じて事業者がリノベーションや解体撤去工事を実施します。

 

2022年5月の様子


現地の様子です。計画地は蹴上浄水場の東側の山腹に位置しています。そこそこ、山の上にあるので行くのを躊躇いましたが、頑張って撮影してきました!

 

 


うおおお。メチャクチャ急斜面です。計画地はすでに仮囲いで囲まれていました。

 

 


そこそこ、昇ったあたりに京都市九条⼭浄⽔場の既存建物がありました。こういった山中の開発案件は、苦労してたどり着いても撮影するポイントが無く、森林しか撮れない・・事があるので、撮影対象物があるだけでホッとします。

 

 

 



上から見下ろした様子です。現状は廃墟の様に見え、ここが超高級ホテルに生まれ変わるとは、俄には信じられません。

 



「強羅花壇」が京都市九条⼭浄⽔場跡地に開発する新ホテル。隣接地をセット購入する事で開発規模がさらに拡大、付帯施設が充実したホテルになりそうです。近畿圏での「強羅花壇」の知名度は低いと思われるので、成功させるには、ホテルの内容に加え、今後のプロモーション活動が鍵になると思います。

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