JR西日本-221系電車は1989年に登場した直流近郊形電車で、新生JR西日本を象徴する車両として、私鉄との競合が激しいJR京都線・JR神戸線、大和路線に474両が投入されました。初めて221系を目撃した時は、それまでの113系とは全く異なる、まさに異次元のクオリティの高さに衝撃を受けました。そんな221系も、新製からすでに25年が経過しており、接客設備の改善および安全性向上を目的に、2012年から全474両を対象にリニューアル(体質改善工事)が始まりました。
それでは早速221系リニューアル車を見て行きましょう!今回撮影した221系リニューアル車は奈良電車区に登場したNA416編成です。
それでは早速221系リニューアル車を見て行きましょう!今回撮影した221系リニューアル車は奈良電車区に登場したNA416編成です。
リニューアル車の外観上の大きな特徴はこのライト。前照灯は高輝度HIDライト、尾灯はLED化されており、一際目を引きます。
こちらは前照灯が点灯している様子です。高輝度のHIDライトが眩しいですね。黄色のフォグライトもHIDです。
側面の様子です。ガラス窓が全てグリーンガラスに交換されている他、塗装もつややかに塗り直されており、パッと見た感じでは、最新形式の様な雰囲気です。
ドア付近の様子です。ドア上部には水滴をガードする水切が追加されています。また、ドア下部のステップに注意換気の為のオレンジ色のテープが張られました。
続いて車内の様子を見て行きましょう!
車内の様子です。座席のモケットが225系と同じ柄に変更されています。また、つり革も225系と同じオレンジ色で従来よりも握りが太い丸型に変更されています。
転換クロスシートをアップで。よくみると窓側の手すりがなくなっており、223,225系と同じ仕様になっています。
ドア周辺の様子です。床材の張り替え、ドア前に新パターンの滑り止めが追加されています。また、ラッシュ時対策として出入口付近の座席が収納可能な補助席に変更されました。
補助席の様子です。車両中央部のドアー付近の座席は片方のみが補助席化されています。
運転席付近の様子です。化粧板が従来よりも明るい色調に変更されており軽快な印象です。
トイレ付近の様子です。こちらも車椅子対応の大型トイレに変更されていました。
天井付近の様子です。通風口が223系ライクな形状に変わっています。化粧板が交換されており、新車のような雰囲気です。エアコンが更新されているので、悪名高い「カビ臭いエアコン風」が撲滅されている事を祈ります(笑)
LED式案内表示器は、車端部からドア上へ変更されました。223系1000番台以降と同様に、各車両3箇所の千鳥配置です。
221系の外観は今なお古臭さを感じさせないデザインなので、客室設備が更新されたリニューアル車は本当に新車と見間違うほどです。新製投入時の輝きと取り戻し、車内設備は現在のサービスレベルに引き上げられており、大変好感の持てるリニューアルとなっていました。
2016年12月追記
221系リニューアル車ですが、先頭車に転落防止ホロが取り付けられた編成も登場しました。
転落防止ホロを真横から見た様子です。
221系のリニューアル車ですがドンドン体質改善工事が進んでおり、既に非リニューアル車の方が少なくなっています。長らく行われてきた221系のリニューアル工事も終盤戦にさしかかっています。
ちと座席を減らし過ぎな気も…
個人的には真ん中のドア部分のシートを一列取っ払ってドア間を5列にして車端部をロングシートにしてもらいたかった。
元々ドア間を6列にしたのも117系と座席数を揃える為だったけど…
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221系を汚物ロングシートにしろって、汚物キハ25で非電化路線イジメの葛西か…
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221系は自動放送の設置を望みます。
最初は津田英治さんの男性放送を望んでいましたが、最近はスフィアの豊崎愛生さんによる日本語とクリステルチアリさんによる英語のアナウンス望んでいます。
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221系に一番要求する事は座席をロングシートにして欲しいです。
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顔はリニューアル前のほうがいいと思います
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車体強度の向上を優先して云々、などとしたり顔で演説する必要はありません。
そんなことは百も承知です。
そのうえで、乗客の視界を遮らないように柱を配置することもできるのに、体裁を優先し居住性を犠牲にして、あえてあの位置に持ってきたことを明らかに失敗だと云ってる訳です。(誰が”汚物”呼ばわりなんかしたんですか?大丈夫ですか?アタマ。。)
読解能力のない、意のあるところを汲み取れない人には困ったもんですね。
心底ウンザリさせられるのはこちらのほうです。。
(阪急の記事でのコメントのように口汚く罵るのはやめましょうね。)
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225系の側面の窓割りは車体強度の向上を優先したため、ああいう配列になってるのですよ。
前代の223系と比べて側窓の柱が太くなり、 剛性の向上と横方向の衝撃を抑える構造になってます。
見てくればかりで中身スカスカの車両とは大きく違います。
高運転台構造が影響して客室との仕切りの窓が縮小され、前面展望も、見晴らしの良い先代221系に比べるとやや劣りますが、安全対策の優先と実用性重視が第一なので止むを得ないでしょう。
それを理解せずに明らかに失敗だの汚物など、よく平気で失礼なことを言える鉄道マニアが多くいるもんだと、非常にウンザリしております。
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まだ乗ったことはないですが、221系リニューアル車良い感じですね~!
一番の期待が、空調の臭さの改善ですけど..(‘-‘*)
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戸袋窓が埋められてしまうなんて恐ろしいこともなく、大変好ましいリニューアルですね。
最新型の225系は乗り心地と静粛性では上ですが、側面の窓割りは明らかに失敗なので、明るい車内、顔の良さ、綺麗に塗装された車体などが相まって、私的にはJR西が製造した車両の中でもこの車両が今でも一番好きですね。
これからも20年ぐらいは走り続けてもらいたいものです。