JR西日本は2022年10月3日付けのニュースで、関西空港と大阪、京都方面を結ぶ特急「はるか」の運行本数を11月1日から1日60本に戻し、全便の運行を再開すると発表しました!
関空特急「はるか」は、新型コロナウイルスの影響による著しい利用低下を受け、2020年 9月 1日以降、一部列車の運転を取り止めていましたが、 今後、水際対策の緩和に伴い外国人の入国制限が緩和され、空港の利用者の増加が見込まれる事から、現在の1日当たり38本から1日60本(概ね 1時間に2本の運転)に戻す事になりました。【出展元】
→特急「はるか」すべての列車 運転再開のお知らせ
※ポンタさんから情報を頂きました、ありがとうございました!
JR西日本は、コロナ禍が本格化する直前に、関空特急「はるか」の増結用に新型車両271系電車を計18両(3両編成6本)新造し、既存の281系「はるか」6両編成に271系「新型はるか」3両編成を加え9両編成に増強、一列車あたりの座席数を現在の1.5倍にする計画を打ち出し、2020年3月に新製投入しました。
しかし、その後のコロナ禍によってインバウンドを含めた関空需要の大半が喪失し、271系の活躍の機会が奪われてしまいました。長かったコロナ禍は、ワクチン接種とウイルス自体の弱毒化が進み、世界的には共生へと舵を切り終わりを迎えようとしています。
今回の関空特急『はるか』の全便運転再開のニュースは、ポストコロナ時代の到来を告げる象徴的な出来事だと思いました。
関空誕生の1994年から走り続けている281系は2031年のなにわ筋線開業時に引退、新型車両が投入となるのかな?
だとしたら281系に乗れる時間は決して長くはない。今のうちに乗っておきましょうかね。