
橋上駅駅舎化工事が行われていたJR宝塚駅ですが、10年2月20日より新駅舎の供用が開始されました!西日本によると、この新駅舎のデザインコンセプトは「宝塚の歴史を感じさせる、エレガントで華やか」な駅との事。さてどんな駅に生まれ変わったんでしょうか?
【過去記事】
→JR 宝塚駅橋上駅舎化 09.10
→JR 宝塚駅橋上駅舎化
■追跡取材リスト

阪急宝塚駅と直結されたペデストリアンデッキを通り、JR宝塚駅の橋上駅舎に入りました。まず目に飛び込んで来たのは、改札外に出来たエキナカ施設「エキマルシェ宝塚」。食料品やスイーツを販売するショップです。結構大きいです。

コンコースの天井に設置された新しい駅舎のシンボル「シャンデリア」。大正ロマンな感じがなんだか阪急っぽいぞ。

続いて改札口です。おおお!思わず声をあげてしまいました。間接照明が美しい天井は高さもあり開放感抜群です。こりゃ立派な駅舎だ。ちなみに改札はバーレスの最新型自動改札機が7通路。乗降客数は1日約6万2千人。

行き先表示の電光掲示板とサイン看板が一体的になっており、一般的な駅とは一線を画しています。このあたりからもJRの力の入れようが伺えます。

振り返ってみました。メチャクチャ広いです。阪急宝塚駅へのライバル心がここまで立派な駅舎を作らせたのでしょうか?それとも地元自治体のお布施が多かったから?案内サインが無ければホテルのロビーの様な感じです。

全体がグレーと焦げ茶で統一され、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。またサイン類が洗練されていて、壁などの素材も明らかに高級です。

ホームに降りてみました。エスカレータは上り下り両方向あります。

うーん。もの凄い変わりようだ。。。

ホームと配線は2面3線のままでしたが、もう1線増設出来る様に準備工事がされていました。旧駅舎の撤去が進めば4線化されるかもしれません。ちなみにJR宝塚駅の橋上駅舎化の総工費は約38億円。立派になったJR宝塚駅。これなら阪急とくらべても遜色ありませんね。

