大阪マルビル緑化プロジェクト「緑の大樹」は、大阪駅前のランドマークタワーとして長らく親しまれてきた大阪マルビルで行われている大規模な壁面緑化プロジェクトです。この「緑の大樹」計画は、大和ハウス工業株式会社・大和リース株式会社・株式会社大阪マルビルの3社が建築家 安藤忠雄氏と協働し、都市型ホテル「大阪マルビル」の壁面を10年かけて緑化、大阪のシンボルとして「緑の大樹」を造り出す壮大な緑化計画です。
【計画概要】
■プロジェクト名称 / 大阪マルビル緑化プロジェクト「緑の大樹」
■緑化場所 / 大阪マルビル1階から6階(地上約30m)
■施工期間 / 2013年1月5日(土)~2013年5月31日(金)予定
■設計・施工 / 株式会社フジタ・大和リース株式会社
■緑化内容 /
・1階エリアの公開空地での緑化
・4階に人工地盤を壁面に設置し、4階から6階まで窓以外の部分にワイヤーメッシュフレームを貼り、ツルや蔦などを這わせるもの。
前回の取材から約1.5ヶ月振りの撮影です。前回姿を表した緑化部分がさらに拡大しており、マルビルの低層部6階付近まで、グルリとツタに覆われていました。
こちらはマルビル前のオープンスペースの様子です。
この屋外広場は「緑のテラス」と名づけられ、撮影日の翌々日(6月7日)にビル北側にオープンしました。
ついに緑化が始まった大阪マルビル。新聞報道によると、昨日7日にマルビル緑化計画の完成式典が行われたそうです。前回の記事でも書きましたが、「緑の大樹」として梅田の新しいランドマークとなるべく、10年がかりのプロジェクトが今、始まりました。