船場センタービルは大阪都心のど真ん中に位置する東西約1kmに及ぶ横長のビル群で、延べ床面積は約17万平米。昭和45年の開業から43年が経過し、外壁の老朽化が進んでいる事から、今回外壁のリニューアルが行われる事になりました。改修計画は白っぽいアルミパネルで建物を覆い、パネルに開けた穴から内側の壁の色が見えることで伝統的な着物柄の小紋模様が外壁一面に浮かび上がって見え、明るくスタイリッシュなイメージに変える計画です。工事費は19億2千5百万円。また夜間はLEDでライトアップされる予定です。
【過去記事】
→船場センタービル外壁リニューアル工事 14.07
→船場センタービル外壁リニューアル工事 14.03
前回の撮影が2014年7月だったので約1ヶ月振りの取材です。今回現地を訪れてみると堺筋に面した箇所の美装化が完了しており様子が一変していました!
西側壁面の様子です。以前とは全く異なった外観に変わりました。外壁パネルには伝統的な着物柄の小紋模様が描かれています。
西側壁面を正面から見た様子です。微妙に曲線を描いた壁面が柔らかい印象を与えています。
船場センタービルの新しいロゴマーク。
こちらは船場センタービルの北側壁面の様子です。かなり工事が進んでいます。
こちらは南側壁面の様子です。東から西に向かって改装工事が行われており、既に1〜5号館の壁面がリニューアルされています。
4号5号館の間の様子です。各号館には巨大な文字で数字が描かれており非常に解りやすくなりました。
号館間の壁面の様子です。ポップな印象の南北壁面とは対照的に、非常に渋い色使い・模様です。
リニューアル工事が進む船場センタービル。LEDを使った夜間ライトアップも行われる計画なのでそちらも楽しみです。夜になるとどんな表情を見せてくれるのか?ライトアップが楽しみです。
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8月より5号館までライトアップが始まっています。パースのイメージには近いのではないでしょうか。 布地柄の専門家、カリグラフィーの専門家からなどからは厳しい指摘も受けているようですが、
そこは好き嫌いの問題で全体にまとまっているのト思います。
堺筋東西の船場センタービルのロゴがある壁面のライティングの印象は見る人によっては郊外のパチンコパーラー(特にデルーザマックス系)に見えるかもしれませんが、大阪らしくてよいのではないでしょうか。
内装はあきらめていますが、バリアフリー対応にはすべきだったと思います。