堺市は2020年7月15日に、昨年、世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群の案内施設『百舌鳥古墳群ビジターセンター』を2021年3月にオープンすると発表しました。施設は大山古墳(仁徳天皇陵)そばのレストランなどを改修して整備され、古墳に関する展示やデジタルコンテンツを用意、物販や休憩のコーナーを設けた古墳周遊の「入門施設」と位置づけとなっています。
【出展元】
→堺市>
(仮称)百舌鳥ビジターセンターの名称・完成イメージが決まりました(PDF:326KB)
『百舌鳥古墳群ビジターセンター』は仁徳天皇陵に隣接する大仙公園内に設けられ、1階建てで延べ床面積は約491㎡。改修工事は2020年8月〜12月までを予定しています。
コンセプトデザインは堺市出身の空間デザイナー、間宮吉彦氏が提案。デジタルコンテンツのアイデアは企業から公募中で、費用は工事やデジタルコンテンツなどで約2億2千万円を予定しています。「例えば上空から見た前方後円墳や、古代の古墳群などを体感できるようにしたい」と永藤市長は語りました。
前市長時代には仁徳陵そばの別の場所に、約26億円をかけて3階建てのガイダンス施設を建設する計画ありましたが、昨年6月に就任した永藤市長は、景観への影響や多額の建設費を問題視して計画を撤回。代わりに今回のセンターや気球を上げる計画などを打ち出しましたが、気球運行のメドはたっていません。
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