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『大阪創薬研究所(仮称)』が着工!大塚製薬が彩都に創薬研究所を新設 現地の最新状況 22.08【2022年夏開所予定】



大塚製薬は、2021年2月に大阪府箕面市に医薬品事業の新たな研究施設となる「大阪創薬研究所(仮称)」を建設するため、2021年2月25日に起工式を行いました。

大塚製薬は医薬品事業において、中枢神経領域、腎・循環器領域、がん領域などを中心に幅広い疾患領域を対象に研究開発に取り組みんでおり、これらの疾患領域において、日本(徳島・大津)、英国(ケンブリッジ)、米国(ボストン)、中国(上海)のグローバル研究拠点で創薬研究を行っています。「大阪創薬研究所(仮称)」は、化学合成によって創製される低分子医薬品に加えて遺伝子細胞治療、再生医療、抗体医薬をはじめとするバイオロジクス、免疫研究やデジタル技術を駆使した創薬研究を実施する予定で、科学の進歩にともなう研究の発展に対応できるように計画されています。周辺に世界トップレベルのライフサイエンス研究を行うアカデミア、ベンチャー企業がある環境で、密接な連携・協業・情報交換が図れることが期待されます。

【出展元】
大阪での創薬研究所の新設について

 

 

 



「大阪創薬研究所(仮称)」は、大塚製薬が掲げる水平協業を実現するためのオープンラボや遺伝子細胞治療のプロセス研究・製造が可能な施設も設置しています。新研究所は環境配慮において最高ランクを目指した設計とし、2022年夏の開所を予定しています。

この研究施設が新たに加わることにより、創薬モダリティ(治療手段)の多様化に対応するとともに、未充足な医療ニーズを解決する革新性の高い創薬の実現を目指し、さらに多角的な研究活動を行っていくとしています。

 

名称 (仮称)大阪創薬研究所
所在地 大阪府箕面市彩都粟生北5丁目1
建物概要 建築面積 約6,600m2、延床面積 約26,000m2、免震構造
竣工予定 2022年夏
従業員数 200名(予定)
設計・施工 鹿島建設株式会社

2022年8月の様子



現地の様子です。以前発表されたプレスリリースでは2022年夏頃開所予定となっていましがた、建物は既に完成している様子でした。

 

 



西側から見た様子です。大阪創薬研究所(仮称)は、MCデジタル・リアルティの大阪第二データセンター(KIX11)の北側の小高い丘の上にあります。

 

 


アップで見た様子です。非常に凝ったデザインの建物だと思います。

 

 


最後は南東側から見た様子です。

2 COMMENTS

再都市化大ファン

本社、研究所は求心力があるのでこれ以上の流出はなんとか食い止めたいところにこのニュースは嬉しいですね。大塚グループはまだ食品が大阪にあるので応援したいです。

アリー my dear

この彩都も企業の工場 ・物流施設・研究所が多く建設されて、今では名前の通り『彩り豊かな』エリアへと進化しましたね。

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