本町ビルディングの跡地に建設される大阪商工信用金庫新本店ビルの建設状況 14.10

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本町ビルディングは、大阪市中央区の本町1丁目交差点の南西角地に立つオフィスビルです。竣工1961年の古参のビルで、旧称は東邦商事本町ビル 。SRC造9階、地下2階、延床面積14,782㎡の規模で、設計は日建設計(塔屋レリーフ:今井兼次氏) です。現在、本町ビルディングの解体工事が行われています。



【過去記事】
本町ビルディングの解体工事が始まる、大阪商工信用金庫が新本店ビルを建設










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解体工事は2015年2月中に終了し、続いて新ビルの建設に着手、大阪商工信用金庫の新本店ビルの完成は16年9月、グランドオープンは16年12月の予定です。新ビルの規模は地下2階地上12階建て。1階に本店営業部、2階に200席のホール、3階から10階に本部の各部署、11階に食堂などが入ります。









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現地の様子です。旧ビルは防護壁に覆われており本格的な解体工事が行われています。新しいビルは建築家・安藤忠雄が手がけるそうですが、旧ビルと街の歴史を継承するために、屋上にあったフェニックス・モザイクと、低層部のレリーフは保存される予定です。 










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新本店ビルのデザインはまだ発表されていませんが、堺筋本町の一等地に位置するビルなので、街の顔として相応しいビルになる事を期待したいと思います。