
2014年10月23日付のニュースリリースで新大阪駅に同社在来線改札内における最大規模の商業施設となる「エキマルシェ新大阪」を出店すると発表しました。JR西日本は、2009年度より安全性および利便性の向上を目的として、新大阪駅の改良工事を進めていますが、今回3階の在来線改札内コンコースに、待合スペース、トイレの新設に加えて、新たに商業施設を開発することになりました。
【出典元】
→新大阪駅にJR西日本の在来線改札内における最大規模の商業施設が来年春に誕生
【過去記事】
→JR新大阪駅コンコース改良工事 14.10
→JR新大阪駅コンコース改良工事 14.05
→JR新大阪駅コンコース改良工事 13.10
→完成した新大阪駅27番線ホーム
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.06
→新大阪阪急ビル 12.12
→JR新大阪駅コンコース改良工事 12.06

エキマルシェ新大阪の位置はこちらです。在来線ホーム上の北側の空間に大きな商業施設がオープンします。
1・延床面積
約3,400平方メートル(店舗面積:約1,800平方メートル)
2・開業時期
2015年春ごろ 1期開業 2,600平方メートル
2期 2015年冬ごろ 400平方メートル
3期(グランドオープン) 2016年春ごろ 400平方メートル
3・店舗数
26店舗(2期:1店舗、3期:9店舗、合計:36店舗)
4・主な業種
1期:駅弁、土産、食物販、飲食、書籍、ATM
2期以降:コンビニ、土産、食物販、飲食

JR新大阪駅の改良工事は以前から追跡取材を行ってきましたが、在来線3階改札内コンコース東端にあるトイレだけ改装されていない事を「怪しい」と思っていました。新幹線ホームの増築に伴い、在来線ホーム上の北側に乗入れ構台が作られましたが、その構台の上はそのまま立派な施設になっていました。どう見てもエキナカ施設か職員の詰所にしか見えなかったので、今回の発表は「やっぱり」といった感じです。新しく誕生するエキナカ施設により機能向上を果たす新大阪駅は、利用客にとってさらに快適性な駅に変貌を遂げそうですね。

