出典:Courtesy SL Green Realty Corp.
目もくらむような高さを昇る、限りなく透明なエレベーターに、ビルから突き出したガラスの箱。Kohn Pedersen Fox社(コーン・ペダーセン・フォックス)がニューヨークで建設した超高層ビル「One Vanderbilt」の最上部に、ガラス製のエレベーターを含むしい展望施設が2021年10月21日(木)オープンします。
【出展元】
→Kohn Pedersen Fox adding glass elevator to supertall skyscraper in New York
出典:Courtesy SL Green Realty Corp.
「Summit One Vanderbilt」と名付けられたこの展望施設は、マンハッタンのミッドタウン、グランド・セントラル駅に隣接する、67階建て・高さ427mのビル「One Vanderbilt」の最上部付近に建設されています。この施設では、2つのスリリングな体験を楽しめます。一つはビルの外側に設置され、展望フロアから地上約369mの位置まで昇れる全面ガラス張りのエレベーター『Ascent』。もう一つは、地上約324mの位置でビルから突き出ていて、マディソン街を真下に見られる透明なガラス製スカイボックス『Levitation』です。
ビルの側面から突き出したガラスの箱
出典:Courtesy SL Green Realty Corp.
『Levitation』のガラスの箱は、ビルの側面から突き出ており、324mの高さから街を見下ろすことができます。展望台は「Summit」と呼ばれ、高いガラスの外周壁とオープンエアのバーが設置されます。完成予想パースを見るとBOXを構成するフレームが限りなく細く、本当に空中に浮かんでいる様な感覚に陥ります。全面ガラス張りのエレベーター『Ascent』
出典:Courtesy SL Green Realty Corp.
展望フロアから地上約369mの位置まで昇れる全面ガラス張りのエレベーター『Ascent』。シースルーの床面はかなりの恐怖感があります。
出典:Courtesy SL Green Realty Corp.
One VanderbiltのオーナーであるSL Greenの会長兼CEO、マーク・ホリデイは「ニューヨークの中でも最高で、普段は見られない景色やインタラクティブな体験を楽しめるデスティネーションを作りました。ここでの経験は、一生忘れられないものになるでしょう。Summit One Vanderbiltは見る人を驚かせる、魔法的な場所であり、体験しなければ理解できません。特別でスリリングで、ニューヨーカーや国内外の旅行者は、何度も訪れたくなるはずです」と語りました。「Summit One Vanderbilt」は、限りなく透明に近いスカイBOXとエレベーター。ガラス越しにニューヨークの素晴らしい景色が見られる、スリリングがスポットとして、話題になるのは間違いなさそうです。
タワーリングインフェルノ思い出しますね。
あれはサンフランシスコだったけど。
災難にもあわず、エンパイア・ステート・ビル、新世界貿易センターとともに今日はどのビル登ろうかと選べる時代になって欲しいものですね。