名鉄ホテルホールディングスと名鉄ホテルマネジメント犬山は、「ホテルインディゴ犬山有楽苑」を2022年3月1日(火)に開業します。
「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は、旧名鉄犬山ホテルの跡地に立地し、犬山城に近接、茶室「如庵」を敷地内に擁する、二つの国宝に彩られる稀有なロケーションに位置しています。客室は70㎡の「ホテルインディゴ スイートキング」を2室、51㎡の「有楽苑スイート」14室のスイート16室を含む、156室設。本ホテルは、名古屋鉄道が建物を所有し、名鉄ホテルマネジメント犬山が、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(にホテル運営を委託し、同社が運営を行います。
旧・名鉄犬山ホテルは1965年完成で、耐震性不足が課題となっていた為、2019年8月末に閉店。既存施設を解体、跡地に「ホテルインディゴ犬山有楽苑」が建設されました。
【出展元】
→「ホテルインディゴ犬山有楽苑」 2022年3月1日(火)に開業
IHGの「ホテル インディゴ」とは?
IHGの「ホテル インディゴ」は、英インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG)が展開するアップスケールブランドホテルです。2004年にアメリカのアトランタに1号店を出して以来、急速に成長しており、ニューヨークからパリ、ロンドン、上海、香港、シンガポールなどに、112軒(2019年1月時点)を出店しています。
国内では、2019年1月に国内1号店として「ホテルインディゴ箱根強」がオープン、2022年2月に「ホテルインディゴ軽井沢」が開業予定となっており、「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は3号店となります。
「ホテル インディゴ」は、洗練されたデザインでありながら自宅のように寛げる比較的小規模なホテルで、ターゲットは「活力のある、好奇心旺盛な旅行者」。地域とのつながりを色濃く反映し、地域性からインスパイヤーさせたユニークな内装やサービスが特徴です。
インディゴの世界観の軸となる地域のとらえ方は、東京・大阪・京都といった地域単位で、ローカルコミュニティと繋がり、ローカルカルチャー、フードカルチャー、土地に根付くデザインや、隠れたトレンドなどからインスピレーションを受け、温かく、明るい雰囲気を作りだしています。
思い切り振り切れたデザインの客室
客室イメージです。国宝犬山城の城下町に脈々と受け継がれる活気ある文化や、地元職人の手による工芸品や家具も取り入れ、犬山の“ネイバーフッド”のエネルギーをホテルインディゴとして発信。
客室デザインは犬山の街そのものを表しています。よくある「和モダン」ではなく、和をアーティスィックに昇華させた、ある意味で攻撃なデザインとなっており、メインターゲットである「活力のある、好奇心旺盛な旅行者」に向けた空間作りがなされています。個人的には「和風なWホテル」といった印象を持ちました。
宿泊予約サイト「一休」を見ると、「ホテルインディゴ箱根強」の一番ベーシックな客室は面積35㎡程度で2名1室4.8万円〜6.5万円の価格設定となっていました。スーパーラグジュアリーではありませんが、かなりの高級ホテルである事は間違いありません。
施設概要
名称:ホテルインディゴ犬山有楽苑
所在地:愛知県犬山市大字犬山字北古券103番地1
客室数:156室
・ホテルインディゴ スイートキング 2室(70㎡)
・有楽苑スイート 14室(51㎡)
・国宝犬山城ビュープレミアム 27室(35㎡)
・木曽川ビュープレミアム 32室(35㎡)
・国宝茶室如庵プレミアム 48室(35㎡)
・スタンダード 33室(35㎡)
施設構成:
【レストラン】 Indigo Home kitchen Yamateras(車山照)
【バー】 the BAR Yoyama(夜車山)
【大宴会場】 響(ひびき:260㎡)、瑞(みず:86㎡)、燈(あかり:86㎡)、樹(いつき:86㎡)
【会議場】 霞(かすみ:75㎡)
【天然温泉大浴場】 白帝の湯
【駐車場】 約200台