ブルーボトルコーヒージャパン合同会社は、2021年6月15日付けのニュースリリースで、近畿圏で6号店目となる「ブルーボトルコーヒー 梅田茶屋町カフェ」を大阪・茶屋町に7月下旬にオープンすると発表しました。場所はSHAKE SHACK茶屋町店の跡地です。
ブルーボトルコーヒー・カンパニー(Blue Bottle Coffee Company)は、アメリカのカリフォルニア州オークランドに本社を構えるコーヒーチェーンです。創業者のジェームス・フリーマン氏が自宅のガレージで始めたカフェということで、コーヒー界のAppleとも言われています。
【出展元】
→ブルーボトルコーヒー 梅田茶屋町カフェ 2021年 7月下旬オープン
★この記事内の店内写真は全て神戸店ですj★
ブルーボトルは、いわゆるサードウェーブコーヒーの代表格の1つですが、2017年に食品世界最大手ネスレに売却しネスレの傘下に入りました。ネスレが買収した株式は68%で買収額は約4億2500万ドルの巨額となりました。ただし、ブルーボトルはネスレの一部とはならずに独立子会社として存続し、経営の独立性は保たれている様です。コーヒーにおける『サードウェーブ』とは?産地や焙煎、淹れ方まで徹底的にこだわったスペシャルな一杯を提供するスタイルのことを指します。また、そうしたスタイルのコーヒーショップは「サードウェーブコーヒー」と呼ばれています。ちなみに、ファーストウェーブはコーヒーの一般家庭への普及、セカンドウェーブはスターバックスやタリーズコーヒーなどの深煎りコーヒーの事です。
ブルーボトルは、上質なコーヒー豆を栽培する農園と契約し、自ら厳選した豆だけを選別。オーガニックのフェアトレードの豆だけを使用。自家焙煎して48時間以内のものしか使用しません。これらの拘りをもった、1カップずつ淹れる「マイクロブリューコーヒー」を楽しむ事が出来ます。
ブルーボトルコーヒーは以前から大阪への出店を希望していましたが、今回は大繁華街である梅田の中で、も劇場や放送局などが立地する文化発信エリアとして賑わっている茶屋町エリアに同社に適した物件があった為、出店がきまりました。
梅田茶屋町カフェのデザインは、圧倒的な美しさと強いインパクトを持った空間作りに定評があるI IN(アイ イン)が担当します。同社は2018年に設立された東京を拠点とするデザインオフィスで空間の新しい可能性を追求し、訪れた人が決して忘れることのない上質なデザインを発信しています。
I INはまずクライアントの中に入り、ビジョンを共有することでプロジェクトのキャラクタを見つけ出し、そのキャラクターを磨き上げることによって、象徴的なものへと昇華させていきます。この様なプロセスを経て完成したデザインは、人々に伝わりやすく、人々の心に響き、記憶に残ります。
今回の梅田茶屋町カフェでは、スペシャルティコーヒーをより深く楽しめる空間演出を行うとの事なので店舗デザインは要注目。また、大阪のブランドとコラボレーションしたインスタレーションも予定しています。オープン日を含め、詳細は 7月に改めて発表される予定です。
梅田茶屋町カフェ
大阪府大阪市北区茶屋町 15 番 22 号
東京・京都・神戸にあって大阪に無いのを歯がゆく思っていたので、嬉しいニュースです^_^