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『Hirooka Terrace』金沢西口に2万㎡超の高層フィスビルを建設!北國フィナンシャルホールディングス【工事費163億円】


北國銀行本店(左:2014年竣工)と Hirooka Terrace(右)

北國フィナンシャルホールディングスは、金沢西口の金沢市広岡2丁目に、地上13階建てのオフィスビル「Hirooka Terrace」を新設します。新ビルは、地下:RC造 地上:S造(一部CFT造)、地上13階建て。敷地面積:7,937.42 ㎡、建築面積:2,940.88 ㎡、延床面積:21,446.68 ㎡の規模で、建築主は北國銀行、設計監理は三菱地所設計、施工は清水建設が担当。2025年7月に竣工する予定です。

ビルには、北國銀行の事務部門などが入居。名称には「地域を照らす」の意味を込め、賃貸オフィスとして活用するほか、共用で仕事ができるコワーキングスペースも設けます。工事費は163億円です。

【出典元】
→三菱地所設計>2万㎡超の高層テナントオフィスビルで 全国初のNearly ZEB認証を取得

 



「Hirooka Terrace」は、けやき大通りに面して半屋外空間「ケヤキテラス・モクテラス」を配置し、緑豊かな周辺環境への眺望を確保するとともに、オフィス専有部への日射遮蔽の役割を果たすことで、高性能外装との組み合わせにより空調への依存度を低減。

地下水を利用した熱源システムをはじめとする高効率設備を計画することで徹底した省エネルギー対策を講じ、屋上などに集中配置した太陽光発電設備での創エネルギーにより、建物全体で「Nearly ZEB」を取得しました。2万㎡超の高層テナントオフィスビルでNearly ZEB 認証を取得するのは全国初となります。

 



環境性能の向上に大きく寄与する「ケヤキテラ ス・モクテラス」は、入居テナントや地域の方々の ための交流スペースとして機能します。また各階に設けられたラウンジや低層部に広がる交流空間、13 階のスカイテラスなど、建物各部に交流を促す多様 な居場所を計画しています。

 



三菱地所グループを含む7社が設立した MEC Industry 株式会社が開発した配筋付型枠製材「MI デッキ」を過去最大規模で採用。 鉄筋と木が一体化された型枠により、 天井の内装仕上げに石川県産材を採用するなど、サステナビリティ推進として地域の木材産 業の活性化に繋がる取り組みを行います。シェアオフィス(4階)では。共有ラウンジ上階のコンクリート床の裏面に「MI デッキ」を使用。型枠が そのまま仕上げとなり、天井材なしで美観を確保できること から、天井高さも高くなり、快適性の向上に寄与します。

 

北國銀行新本店ビル 15.01


建築概要

建物名称:Hirooka Terrace
所在地:石川県金沢市広岡2丁目12番6号
構造形式:地下:RC造 地上:S造(一部CFT造)
階数:地上13階(塔屋1階)
高さ:58.7m
用途:事務所、自動車車庫、駐輪場
敷地面積:7,937.42 ㎡
建築面積:2,940.88 ㎡
延床面積:21,446.68 ㎡
建築主:北國銀行
設計監理:三菱地所設計
施工:清水建設(建築)、米沢電気工事(電気)、第一電機工業(電気)、柿本商会(空調・衛生)、北菱電興(昇降機)
着工:2023年06月※地鎮祭
竣工:2025年07月(予定)
工事費:163億円
取得認証:BELS認証 ★5(Nearly ZEB)

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