星野リゾートは、「星野リゾート 界 霧島」の2021年の開業を目指し、2019年11月1日に鹿児島県霧島市と、霧島温泉旅館の建設に伴う霧島錦江湾 国立公園の環境整備及び魅力の発信等に関する「パートナーシップ協定書」を締結しました。
協定書では、「霧島錦江湾国立公園」として自然環境が保護されたエリア内に宿泊施設を開業するため、自然環境の保護に努めながら、その自然を最大限に生かした魅力溢れる宿泊施設になるよう、霧島市と星野リゾートが協働して取り組むことを定めています。同社の鹿児島県での宿泊事業は、今回が初めてとなります。
【出展元】→鹿児島県霧島市へ「星野リゾート 界」が進出
出展:https://www.env.go.jp/park/kirishima/point/index.html
霧島錦江湾国立公園は、天孫降臨の地として知られる高千穂峰を含む、火山が形づくった美しい山々による霧島連山など、稀有な自然環境が残されています。その中でも当施設の敷地からは、周辺の景色に加え、桜島のある錦江湾まで見渡すことができます。
温泉、景観、日本創生にまつわる神話・文化的な背景など、霧島ならではの資源を活かし、地域魅力が溢れる温泉旅館の価値を提供できる、としています。
所在地:鹿児島県霧島市霧島田口字霧島山2583番-21他
星野リゾートは,霧島神宮近くに所在する、2016年に閉鎖した宿泊施設「霧島ハイツ」の土地を取得しています。計画では,錦江湾を見渡せる約10万㎡の敷地に,延べ床面積5000㎡の施設を建設します。客室数は50室弱で,大浴場が入る湯小屋なども設けます。また、地元の工芸品や食材を積極的に活用する意向です。
「界」ブランドの旅館は1泊当たりの平均宿泊料が2食付きで1人約3万5千円。現在は「界」が全国に16施設あり、将来は約30カ所の展開を目指しています。
用途: |
宿泊施設 |
施設ブランド: |
界 |
敷地面積: |
約100,000㎡ |
建築面積: |
約2,000㎡ |
延床面積: |
約5,000㎡ |
設計者: |
清水建設株式会社 |
着工: |
2019年9月 |
開業: |
2021年(予定) |
所在地: |
鹿児島県霧島市霧島田口字霧島山2583番-21他 |